2010年04月04日

幸せの言の葉〈355〉

「ヘボクレ役人や、あるいはムチャクチャをやぢの我国ヒイキ我家ヒイキにて、男子としての咄(はなし)にあらず。」(坂本龍馬)


この手紙は、同志の池内蔵太(いけくらた)さんの母親宛てに、龍馬さんが書いたもんながよ。


日本のため、大義のために脱藩し、縦横無尽に活躍しよった内蔵太さんのことらあ何ちゃあ知らんと、土佐におる周りのもんは批判ばっかりしよったがやろう。


「そんなヤツらあはヘボクレ役人やムチャクチャおやじの自藩びいきや自分びいきやきに、そりゃあ男子としての話やないぜよ!」っちゅうて、龍馬さんは一刀両断するがやき。


自分のこと、自藩のことしか考えんようなヤツらあを、龍馬さんは「ヘボクレ役人」「ムチャクチャおやじ」と呼び、しかもそりゃあ「男子としての行為やない!」とまで断言しちゅうがぜよ。


現代にもおりゃあせんかよ、「ヘボクレ役人」や「ムチャクチャおやじ」が!


けんど、この不況の中、ワシらあじゃちよう気をつけちょかんと、自分だっけよけりゃあえい、我が身だっけ大事っちゅう行動に走りがちながよ。


そんなことしよったら、龍馬さんに「ヘボクレ役人」「ムチャクチャおやじ」と呼ばれて、「男子やない!」っちゅうて一喝されるぜよ!



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