2010年04月10日

幸せの言の葉〈356〉

「きえやらぬ思ひのさらにうぢ川の 川瀬にすだく蛍のみかは」(坂本龍馬)


「宇治川の川瀬に住みゆう蛍みたいに、消えん思いが浮かんでくるぜよ」っちゅう意味の、龍馬さん詠草の和歌ながよ。


龍馬さんの仲間の維新の志士らあの大半は、歴史の流れの中で命を落としていったがやき。


そんな今は亡き同志らあに思いを馳せもって、彼らあの魂を宇治川の蛍の光にたとえて、龍馬さんはこの歌を詠んだがやないろかのう。


事を成すにゃあ、タイミングっちゅうもんが大事やっちゅうことを、龍馬さんはこぢゃんとよう理解しちょったがやき。


ほんじゃき、やりゆうこたぁ正しいに、ただただ時期尚早なばっかしに、あるいはタイミングが悪いばっかしに、命を落とさにゃあイカンかった同志がいっぱいおることが、龍馬さんにとっちゃあまっこと残念でならんかったがよ。


けんど彼らあにとっちゃあ、ナンボ時期尚早やったちタイミングが悪かったち、もはや行動にうつさにゃあおれんかったがぜよ。


そんな彼らあの抑えきれんばあの情熱もまた、龍馬さんにゃあ痛いばあよう分かるきに、そんな気持ちも込めて、この歌を詠んだがやないろかのう。






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