大好評やった公開座談会後は、ちくと参加者が減って、まずは各研究会報告ながよ。
土佐学協会の4つの研究会の座長が、この1年間の活動と今年の活動らあについて、5分ちょいばあ報告したがやき。
まずは「地域文化デジタルアーカイブ研究会」は大野加惠座長。

続いて「土佐酒学研究会」はワシ、竹村昭彦座長。
お次の「土佐のお茶研究会」は水谷利亮座長。

最後は「土佐の自然・暮らし・文化研究会」の柿内光彦座長の報告やったがよ。

ほんで引き続いては、発表10分・質疑5分の一般研究報告。
まずは高知大学教授・土佐学協会副理事長の坂本世津夫さんが、「歴史から見た、私たちの「土佐」〜明智光秀と龍馬〜」っちゅうテーマで報告されたがやき。

長宗我部元親は明智光秀たぁ姻戚関係にあり、坂本龍馬の先祖坂本太郎五郎は、本能寺の変のあとに明智光春の子供が土佐に逃れ、旧才谷村に住み着いて百姓になったっちゅう根強い伝承があるっちゅうがよ。
また、最近話題になっちゅう本に「本能寺の変 四ニ七年目の真実」(明智憲三郎 著 プレジデント社)があるけんど、これは明智光秀の末裔が著者で、こぢゃんと面白い新説を披露しちゅうっちゅうがやき。
ほんで坂本さんは今後も、明智光秀と長宗我部元親、そして坂本龍馬との因縁らあを研究してみたいっちゅうことやったがぜよ。
お次は高知女子大学4回生の北川萌さんの「巨大絵本づくりを通して」。

文化学部の文化祭の「文化学部夢企画」っちゅう企画コンペで最優秀企画賞をもうたがが「巨大絵本づくり」やったっちゅうがよ。
女子大の近くに「高知こどもの図書館」(http://www.i-kochi.or.jp/hp/kodomonotoshokan/)があり、そこで近年の子供の読書離れっちゅう問題に行き当たり、その解決策のひとつとして、「世界にひっとつだっけのデッカイ絵本を子供らあと一緒につくろう!」っちゅうことになったっちゅうがやき。
ほんで、県内在住のイラストレーター中平順子さんの作と絵で、「ずんずくずん」っちゅうオリジナル作品を、住民みんなあの手づくりで1年間かけてつくりあげたっちゅうがよ。
縦横1.8メートル、全20ページの巨大絵本は、いまも「高知こどもの図書館」に保管されちゅうき、今後は有効に活用してもらえるようにしたいっちゅうがぜよ。
続いては、高知短期大学准教授の水谷利亮さんの『「入河内・丸ごとキャンパス」と地元学・土佐学〜農山村の文化力・教育力と俯瞰的「入河内大根」づくり〜』。

安芸市入河内地区で、人・生活文化・風土・農業らあの地区全体を丸ごとキャンパスに見立て、まち・街の人らあ(風の人)が農山村・むらの人らあ(土の人)と交流しもって、体験と学習をするもんながよ。
ほんで、伝統野菜である入河内大根づくりを通して、俯瞰的に体験・学習したっちゅう報告やったがやき。
続いては、ファームベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎雅代さんの「土佐の野菜たち」。


まず、高知県の伝統野菜である「弘岡かぶ」と「入河内大根」らあに、野菜ソムリエとしても農家としてもまっとスポットライトをあてていきたいっちゅう話やったがよ。
また、龍馬の時代から作られよった、龍馬が食べたであろう土佐の野菜らあについてが紹介されたがやき。
キュウリ、なす、かぼちゃ、スイカ、かぶ、大根、いんげん豆、ホウレン草、トマト(食用としちゃあ100年ばあ前から)、アスパラガス(食用としちゃあ昭和になってから)らあがあるがよ。
その他にも、トウモロコシ、落花生、人参、さつまいも、さといも、ジャガイモ、ショウガ、みょうが、わさび、春菊、ねぎ、にら、レタス、みかん、かき、ぶどう、りんご・・・などなど。
きっと龍馬さんも、こんな太陽の国土佐の元気いっぱいの野菜や果物を食べて、あの龍馬さんに育ったがやろうっちゅうがやき。
ほんで、高知県としたち今後第二の龍馬さんを育てたいがやったら、味覚教育はこぢゃんと大事やっちゅうがよ。
14歳ばあまでに、きちっと味覚教育をしちょきゃあ、舌の味蕾が脳に刺激を与え、第二の龍馬さんが育つかもしれんっちゅうて、締め括られたがぜよ。
最後は高知女子大学清原泰治教授の「“日本一のゆずの里”香美市物部町のIターン就農者」。

物部町の柚子は、青果としちゃあ日本一と言われちょって、柚子玉で一個300円ばあで売られゆうばあの人気やっちゅうがやき。
ほんで、「田舎=不便で暮らしが大変」と思うちょったら、そりゃあまったくの偏見やったっちゅうがよ。
むしろ、田舎で柚子を栽培しもって暮らすっちゅうんは、上司もおらんし、自由やし、むしろ「心が満たされる生活」で「ゆとりのある暮らし」やっちゅうがやき。
「豊かさ=便利でモノがあふれる生活」っちゅうんは、これからの時代は、まったく「豊か」なことやないかもしれんっちゅうことを、物部の柚子の里で学んだっちゅうことながぜよ。
その後は、会員の皆さんだっけ残っていただき、土佐学協会平成22年度総会を開催したがやき。

まずは清原先生の司会で始まり、成田会長さんのご挨拶。
続いては議長選出で、理事長であるワシが議長を務めさいていただくことになって、審議を進めさいてもうたがよ。
まずは会員の状況。
平成22年3月31日現在の会員数は、会員95名(一般会員71名、学生会員24名)、賛助会員13団体ながやき。
昨年度と比べりゃあ、一般会員は13名減ったけんど、学生会員は7名増えたがよ。
全体としちゃあちくと減ったけんど、昨年がちくと急激に増えちゅうき、まあこんなもんが普通ながやないろかのう。
続いては平成21年度事業報告と収支決算報告と監査報告。
その後は平成22年度事業計画と収支予算案。
すべて無事ご承認をいただいたがぜよ。
こうして平成22年度総会も無事終了。
その後は会場の後片付けらあを、またまた学生会員の皆さんにお願いし、18時半からは懇親会ながよ。


場所はもちろん、土佐学協会といやあ「ちゃのま」(高知市廿代町15-19ダイアパレス追手前2F
TEL:088-802-3008)さん。ゲストの宅間館長さんと吉澤文治郎さんにもご参加いただき、13名での懇親会やったがやき。
乾杯はもちろん、土佐学協会がプロデュースしたお酒「日土人(ひとびと)」ながよ。
とにかく、素晴らしい年報が完成し、素晴らしい大会も無事終了し、皆さんホッと一息で、お酒がいっつもに増してウマイことウマイこと!
皆さん、まっことお疲れ様でした!
心から感謝と御礼を申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社