2010年07月03日

幸せの言の葉〈383〉

「きえやらぬ 思ひのさらにうぢ川の 川瀬にすだく 蛍のみかは」(坂本龍馬)


「恋」っちゅうタイトルが付けられた、龍馬さん詠草の和歌ながよ。


「消えきらん炎のような恋心はさらにつのり、(恋に身を焦がすがは)宇治川の浅瀬に集まる蛍だっけじゃあないがぜよ。」っちゅうような意味じゃろか。


まっこと、いつ誰に対しての恋心を詠うたがかは分からんけんど、あの龍馬さんもこんな切ない恋の歌を詠うがじゃのう。


ちなみに蛍は、川の浅瀬にゃあメスが集まって光り、オスは高いくでメスを探しもって光を放つがやと。


ほんでオスは、その光で気持ちが通じたと思うたメスのところに、一気に降っていくっちゅうがやき。


その姿が、空から火が垂れるようなき、「火垂る=ほたる」になったらしいがよ。


つまり蛍が光を放つがは恋心からやっちゅうことながやき。


龍馬さんにゃあ、自分の中でくすぶる炎みたいな恋心が、必死で身を焦がしてちんまい光を放つ蛍の姿と重ね合わさって見えたがじゃろう。


自然の蛍の姿に自らの想いを重ね合わせる、ロマンチックで切ない恋心・・・いくつになったち、そんな気持ちを持ち続けたいもんじゃのう!



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