2010年07月04日

幸せの言の葉〈384〉

「みじか夜を あかずも啼て あかしつる 心かたるな やまほととぎす」(坂本龍馬)


龍馬さん詠草の和歌で、こちらも昨日のブログでご紹介した和歌とおんなじ、恋の歌ながよ。


「短い夏の夜を飽きることのう啼き(泣き)明かしたその想いを、告げてくれるな山ホトトギスよ」っちゅう意味になるやろうか。


鳥が啼くがは求愛行動で、中でもホトトギスは珍しゅう夜やち盛んに啼くがやと。


またホトトギスは口の中が真っ赤やき、「啼いて血を吐くホトトギス」っちゅうて言われるがよ。


さらにホトトギスは漢字で書きゃあ「不如帰」で、その意味は「帰ることができん」になるがぜよ。


これらあを重ね合わせてちくと空想してみりゃあ、龍馬さんは土佐におる女性(平井加尾さんじゃろか?)を想うてこの歌を詠んだがやないろうか。


けんど龍馬さんは脱藩しちょって、帰ることができん(不如帰)。


ほんじゃき龍馬さんは、一晩中泣き明かして血を吐くばあ切ないっちゅう想いを、ホトトギスに重ね合わせたがやないろうか。


そう考えりゃあ龍馬さんは、こぢゃんと情熱的で燃えるような、かつ切ないむくわれん恋をしちょったっちゅうことになるがぜよ。



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