2010年08月07日

幸せの言の葉〈394〉

「面影の 見えつる君が言の葉を かしくに祭る 今日の尊さ」(坂本龍馬)


「奈良崎(楢崎)将作に逢ひし夢見て」っちゅうタイトルが付けられた、龍馬さん詠草の和歌ながよ。


楢崎将作さんといやあ、龍馬さんの妻・楢崎龍さん(おりょうさん)のお父上ながやき。


勤王の志士らあと積極的に交流しよった将作さんは、医者やったけんど「安政の大獄」で捕らえられ、翌年に釈放はされたがやけんど、それが原因のひとつになって文久2年(1862年)に亡くなってしもうたがやき。


そんな将作さんに会うた夢を見た龍馬さんは、お盆にその霊を祭りもって、この鎮魂歌を詠んだがぜよ。


「夕べ、お龍の父上様と夢の中で会うて話をしたがやけんど、そのお言葉を敬うて、お盆にお祀り申し上げる今日っちゅう日の何と尊いことじゃろう。」っちゅう意味ながよ。


将作さんと龍馬さんは会うたことはなかったけんど、もし出会うちょったらこぢゃんと気が合うちょったがやないかと思うがやき。


夢の中で、「ニッポンもお龍さんも、ワシにまかいちょいてつかあさい!」っちゅうて、きっと龍馬さんは将作さんに、胸を張って語ったがやないろうかのう。



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