9月12日(日)は、大阪は堺東の「咲蔵」(http://www.sakura-ms.com/)さんにて、「第2回・司牡丹を楽しむ会in咲蔵」を開催したがやき。
この会は、「咲蔵」さんにお酒を納入されゆう、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の有力加盟店「磯田屋」(http://www.geocities.jp/isodaya_sake/index.html)さんと一緒に企画したもんで、昨年9月9日の第1回(「2009年9月11日」のブログ参照)に引き続いての開催ながよ。
まずは「咲蔵」さんに、15時前にゃあ到着。
お酒の出し方やグラスの順番、その他らあを打ち合わせしたがやき。
まあけんど、サスガはニューオータニ出身のお店ながよ。
ワシが心配することらあてないばあ、準備はバッチリやったがやき。
その後ワシゃあ、お客様が来られる前に、龍馬さんの衣裳に着替えて、竹村龍馬に変身ながよ!
16時半ばあからは、ぼちぼちお客様が集まりだいて、予定開始時間の17時にゃあ、50名のお客様がほぼ集まってくださったがやき。
さて最初は、司会進行役のワシがまだ隠れちょったき、女将さんがご挨拶。
ほんで、ワシの名が呼ばれた途端、「龍馬伝」のBGMと共に竹村龍馬の登場ながよ!
皆さん拍手喝采で、バカウケやったがやき。
ほんで、ちくとワシからご挨拶と、「土佐宇宙酒」の解説をさいてもうて、「スターウォーズ」のBGMと共に「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」の入場ながよ!
スタッフの方々がお客様に「宇宙龍」を注いで、磯田屋さんのご発声で乾杯して、いよいよ宴会がスタートしたがぜよ。
さて、この日も一品一品の旬のお料理それぞれに司牡丹をバッチリ合わいて出されたがやけんど、お品書きは以下の通りやったがやき。
★「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)
●先付:鱧月見豆腐 すすき独活 針生姜ねぎ
鱧と豆腐のナチュラルで滑らかな味わいが、この酒の華やかな香りと爽やかな味わいにバッチリやったがよ。
★「坂竜飛騰」(本醸造酒)
●前菜:菊花サーモン寿司 子持ち鮎煮浸し 零余子(むかご)雲丹焼き 月見団子 翡翠銀杏 ずいき黄身酢かけ 柚子釜菊花盛り
この酒の心地好い味わいとほのかな酸味が、様々な前菜の味わいと見事に寄り添うて、杯も箸も進むこと進むこと!
★「船中八策ひやおろし」(超辛口・特別純米生詰原酒)
●造り:土佐から産地直送!ワラ焼き鰹の塩タタキ ブシュカンなどのあしらい一式
お待たせしましたの、産地直送、ワラ焼き鰹の塩タタキ!
ファームベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんに送ってもうたブシュカンと、高知県産天日塩でいただく塩タタキは、まっことあちこちから「おいし〜い!」と声が上がるばあやったがやき!
さらにそこに、旨みタップリに熟成した「船中八策ひやおろし」!
皆さん至福の表情で飲んで食べて、アッちゅう間にお酒も鰹も、のうなってしもうたがぜよ!
★特別出品:「司牡丹・大吟醸斗瓶囲い」〈金賞受賞酒〉(大吟醸原酒)
●椀物:蟹湯葉寄せ海老芝煮 栗麩 軸三つ葉日妙巻 天盛菊の花
さあここでさらにスゴイお酒の登場ながよ。
まずはワシから、「大吟醸・斗瓶囲い」の説明をさいてもうて、荘厳な雅楽のBGMと共に、うやうやしゅうに「斗瓶囲い」が登場!
滅多に見ることすらできん逸品の登場に、皆さん写メを撮りまくりやったがやき。
カラフェに分けられて配られた大吟醸の、あまりに華やかな香りとあまりに豊かで繊細な味わいに、あちこちからため息が漏れよったがよ。
これがまっこと、椀物の蟹と海老の風味を倍増さいてくれるがぜよ。
★「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)
●平皿:シャモ洋風仕立て 秋野菜添え
お次は、「龍馬からの伝言・日本を今一度〜」と、龍馬さんが好物のシャモを洋風にしたお料理との組み合わせ。
シャモの旨みを超辛口の味わいがサラリと流してくれて、お酒とお料理を交互にやりゃあ、止まらんなるがやき。
★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込純米酒)〈ぬる燗〉
●焼物:太刀魚丹波焼き かんな丸十 新銀杏松葉刺し
続いては、竹村龍馬がお燗番になって、ベストなぬる燗をつけた山廃純米酒「かまわぬ」ながよ。
丹波栗のペーストと味噌で焼いた太刀魚に、このぬる燗を合わせりゃあ、風味の良さがグンと倍増!
こりゃまっこと、互いの良さを引き立て合う、まさにベストカップルながぜよ!
★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒)〈常温〉
●揚物:甘鯛銀杏包み揚げ 共友煎餅 舞茸 松葉そうめん
これまたタマラン組み合わせ!
木の風味豊かな樽酒と、舞茸風味の甘鯛銀杏包み揚げやき、お互いの似た風味が、相乗効果で倍増し、まっこと森林浴気分ながよ!
★「司牡丹・本醸造ひやおろし」(本醸造生詰酒)
●酢の物:秋鯖のりんご酢〆 みょうが 防風
日本酒と肴の〆めの組み合わせはまさにイブシ銀、ツウ好みの組み合わせ!
この酒の爽やかな酸味とやわらかな旨みが、リンゴ酢の酸味と秋鯖の旨みに、見事なばあマッチして、地味ながらも心からホッとする組み合わせながやき。
●食事:焼き穴子の炊き込みご飯
●香の物:胡瓜糠漬 白菜 茄子
●味噌汁
炊き込みご飯、ぬか漬け、味噌汁・・・あぁ、幸せ!
もはや言葉もないがぜよ!
★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味:イチジクのコンポート バニラアイス
締め括りのデザートは、イチジクのコンポートにバニラアイスを乗せて!
上から「ゆずの酒」をかけりゃあ、柚子の風味とバニラの甘さ、イチジクの旨みが口中で三重奏を奏で、いっぱいの幸せ感が膨らむがぜよ!
皆さんこぢゃんと飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくりの中、お楽しみの竹村龍馬とジャンケン抽選会も開催!
竹村龍馬に勝った方々にゃあ、「龍馬からの伝言グラス」や土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」がプレゼントされ、会場はさらに大盛り上がりに盛り上がったがやき!
アッちゅう間にナント3時間半が経過。
日本名門酒会本部の佐々木さんと安福さんに中締めしていただき、怒濤のような大宴会は無事お開きとなったがよ。
皆さんこぢゃんとニコニコ満面笑顔で、一部の方はちくと千鳥足で、順次帰路につかれたがやき。
ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございました!
また磯田屋さん、咲蔵の皆さん、まっことありがとうございました!
ほいたら最後に、お客様からいただいたアンケートの中から、悦びの声のほんの一部を、以下にご紹介さいていただきますぜよ。
●酒も料理も大満足。唯一不満は、土曜日にしたら・・・飲みすぎるから?
●日本酒を主として楽しめる食事会が珍しいので、今後も続けて欲しいです。
●今年も参加できて良かったです。今年は社長さんもコスプレして気合いが入ってましたね。この会が定例会になることを望みます。
●これだけのラインナップを飲み比べできる機会がないので、とてもありがたいと思っています。酒と肴を吟味するイベントは少ないです。年に1回でもあれば、頑張って参加したいと思います。
●こんなオモロイ酒食のおっちゃんはいません!3時間のショーを愉しみました。
●お酒と料理のマッチングが素晴らしかった。ワインで言うマリアージュが出来てました。こんなに日本酒を量だけでなく、味わいながら飲むのは初めてでした。ありがとうございました。
●岡山から来た甲斐がありました。これからもオトゴチ愛読します。浅野杜氏もずっとずっと応援しています。
●感激しました!日本酒の極みをいただきました。来年も是非寄せていただければ幸せです。
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司牡丹酒造株式会社