2010年09月23日

「三つで五百円」は衝撃ぜよ!

ここんところ休日や祭日にブログネタが続いちょって、昨日のブログが9月19日(日)のネタやきに、いっつもよりか3日分ばあ遅れちゅうがよ。


ちなみに昨日の9月22日(水)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の「2010四国大試飲会」がホテル日航高知旭ロイヤルさんで開催されたがやけんど、このネタのブログアップは、来週の28日(火)ばあになりそうながやき。


ほんで昨日の3次会やったか4次会やったかに、古谷酒店の古谷さんの案内で、高知市内のスナックに6名ばあで行ったがやけんど、ここで古谷さんがカラオケで歌うた歌にこぢゃんと衝撃を受けたきに、今回はそのネタだっけをちくと取り上げてご紹介さいていただきますぜよ。


その歌のタイトルは、「三つで五百円」。


古谷さんが店に入るなり何度も「三つで五百円」「三つで五百円」っちゅうて言いゆうき、他のみんなあはいったい何のことやら分からんもんやき、古谷さんが酔っぱろうてワケが分からんことを口走りだいたかと思いよったら、実はそれがカラオケの曲名やったがよ。


いったい何が三つで五百円ながやろうと思いもって歌を聞いた途端、そのあまりの場末的悲劇的自虐的な歌詞と曲調、酔っぱろうてロレツが回りにくうなっちゅう古谷さんの歌い方に、みんなあ大爆笑!


しまいにゃあ腹筋が壊れるかと思うばあ、腹をかかえて笑い転げ、そして涙を流したがやき。


【台詞】
「いかがでございましょうか 三つで五百円でございます

レパートリーを申し上げます

小唄 端唄 長唄 都々逸 歌謡曲 アルゼンチンタンゴからコンチネンタルタンゴ シャンソン オペラにウエスタンからラテンおミュージックまで

三つで五百円でございます

いかがでございましょうか」


【歌】
ガキの時分に捨てられた 捨てられた

母を訪ねて幾万里 幾万里

馬鹿な流しです

うちじゃ娘が待ってます 待ってます

腹を空かせて泣いてます 泣いてます

妻は逃げました


【台詞】
「三つで五百円でございます

ご希望とあらば踊らしてもいただきます
花柳流です

お茶は表千家に裏千家

お華は未生流 剣をとれば新影流 杉山流を習得しております

三つで五百円

そちらのお客様 またこちら様 いかがでございましょうか」


・・・(後略)・・・


まっこと、カラオケでこれっぱあ衝撃を受けたがは、「春鹿」の今西社長の「オペラ座の怪人」をカラオケで聞いた時以来、否、そん時の衝撃すらはるかに凌駕しちゅうがやき!


古谷さんいわく、古い歌やけんど最近また流行っちゅうらしゅうて、有線でようかかりゆうっちゅうがよ。


ちくと調べてみりゃあ、以下の通りやったがやき。


「三つで五百円」は1975年10月に発売された、関西で歌謡漫才芸人をしよった西条ロックの歌ながやと。


作詞は山田孝雄、作曲はむつひろし。


この前年に大ヒットした「昭和枯れすすき」とおんなじコンビながよ。


ところがこの歌は、歌詞の中にちくと差別的用語が入っちゅうっちゅうことで、テレビやラジオらあで放送禁止になってしもうて、幻の名曲となってしもうたっちゅうがやき。


ほんで昨年2009年8月に、英二郎(正体はモノマネタレントの英二)がリリースした「三つで五百円〜望郷編」じゃあこの歌詞の差別的部分を変えて発売したところ、有線らあを中心に火がついて、2009年8月26日の有線放送リクエストチャート1位に輝いたっちゅうことながぜよ。


「三つで五百円」・・・とにかくこの独特の雰囲気は、歌を聞いてみにゃあ伝わらんろうき、是非いっぺん聞いてみてくださいや。


YouTubeらあでも聞けるみたいなき。


「三つで五百円」・・・そのあまりの衝撃に、夜寝るときらあに曲のフレーズが頭ん中でグルグル駆け回って、眠れんなってしまうかもしれんぜよ!


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この記事へのコメント
「三つで五百円」の歌面白そうですね。古谷さんに次の「酒仙の会」(第100回)の席でぜひ披露してもらいましょう。
Posted by 原 弘道 at 2010年09月23日 15:25
原さん、コメントありがとうぜよ!
いや〜「三つで五百円」は、なかなかスゴイ歌やきに、ナンボ古谷さんでも大勢の前じゃあカワイソウながよ。二次会あたりで少人数の時にでも、リクエストしちゃってくださいや。
Posted by 竹村昭彦 at 2010年09月24日 17:56