9月25日(土)の「秋分」の翌々日は、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第17回秋の集い〉を開催したがぜよ。
この会は、土佐の春夏秋冬、山川海の旬のうまいもんと旬の司牡丹を合わせて楽しむっちゅう、年4回開催しゆう会ながよ。
詳しゅうは、ホームページ(http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/)をご覧くださいや。
さて今回の秋の集いは、前回の夏の集いの「ちゃのま」さんに引き続き、ワシが気に入ってしょっちゅう利用さいてもらいゆう美味しいお店、「花鶴」(http://www.hotpepper.jp/strJ000550804/)さんでの開催ながやき。
気さくなご主人刈谷さんの、素材を見分ける目と料理の腕前は一流中の一流!
とにかく何を食べても美味しい上に、刈谷さんはソムリエの資格も持たれちゅうき、日本酒やワインにもこぢゃんと精通しちょって、お酒の品揃えもバッチリながが嬉しいお店ながぜよ。
さて今回のご参加者は、ワシらあも含めて39名。
「花鶴」さんの2階のお座敷での開催ながよ。
17時半から受付開始。
ぼちぼちとお客様が集まられ、18時にゃあ開会ながやき。
まずは司会担当のリカコさんが開会の言葉を語り、ほんでワシからの開会のご挨拶。
続いては「花鶴」さんのご主人刈谷さんより、この日のお料理の解説をしていただいたがよ。
お次は再びワシが登場し、乾杯酒「土佐宇宙酒」の説明をさいてもうて、お約束のスターウォーズのテーマと共に、「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」が入場したがやき。
さあ、夢を叶える酒「宇宙龍」で乾杯して、いよいよ宴席のスタートながよ!
★乾杯酒:「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)
いっつも通り、「宇宙龍」の天にも昇るような華やかな香りに、あちこちからタメイキが漏れよったがやき。
★「司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし純米」(純米生詰酒)
★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒)
●「酒菜7種」(ジャコとニンニク味噌和え・生ハム大根ロール・数の子・チャンジャ・煮玉子・長崎さんのクウシンサイのナムル風お浸し・長崎さんの胡瓜の浅漬け)
さあ、イキナリ豪華な酒菜七種盛りは、まっことこれだっけで2〜3合ばあ飲めて、イキ抜けてしまいそうながよ。
ちくと個性的な「樽酒」にゃあ、「ジャコとニンニク味噌和え」や「チャンジャ」らあがバッチリで、これがまたウマイもんやき、酒も肴も進むこと進むこと!
「ひやおろし純米酒」にゃあ、「生ハム大根ロール」や「数の子」「煮玉子」「クウシンサイのナムル風お浸し」「胡瓜の浅漬け」らあがバッチリで、これまた酒も肴も進みまくりで、止まらんなりそうながやき!
こりゃまだ始まったばっかりで、メインの酒も食も出てないに、もはや出来上がりそうな勢いで、この先がオソロシーがぜよ!
★「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)
★「船中八策ひやおろし」(超辛口・特別純米生詰原酒)
★特別出品:「司牡丹・大吟醸斗瓶囲い」〈金賞受賞酒〉(大吟醸原酒)
●「お造り3種」(伊勢海老・鰹・平目)
さてお次は、お待たせしましたの豪華「お造り3種」!
しかもそのお造りが伊勢海老と鰹と平目やっちゅうがやき、この絢爛さは、刺身好きにゃあタマランがやき。
さらにそこに、ナントもはや高知でも9月の解禁から4月までのワンシーズンに数十匹ばあしか獲れんっちゅうまさに幻の海老、モンパエビが一匹だっけ獲れたっちゅうことで、そのお造りが登場!
もはや会場は興奮のルツボながよ!
とても39人で分けることらあできんき、ワシとジャンケンして勝ち残った5人ばあの方々に食べていただいたがやき。
その方々の感想は、「伊勢海老より甘みがある」っちゅうことやったがやけんど、やっぱしワシも食べてみたかったぜよ!
さてモンパエビ騒動の後は、お造りにかける酢ミカン、ブシュカンと直七について、それらあを持ってきてくださったファームベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんが解説してくださったがよ。
刺身にかける酢ミカンを、2種類食べ比べすることができるらあて、まっことあらためて土佐の食文化の奥深さに感動ながやき。
ワシの好みでいやあ、平目にゃあ直七で、お酒は「日本を今一度〜」。
平目の繊細な旨みと直七の柔らかな酸味を、この酒の膨らみとキレの良さが一体感を演出して、美味しさを倍増さいてくれるがよ。
鰹にゃあブシュカンで、「船中ひやおろし」。
鰹の脂の乗った旨みにブシュカンの強めの酸が爽やかさをアクセントに加え、さらにそこにこの酒のリッチな旨みが加わりゃあ、もはや天下無敵の美味しさながやき!
そしてここでワシの解説の後、荘厳な雅楽のBGMで「斗瓶囲い大吟醸」が登場!
滅多に見ることさえできん「斗瓶」の登場に、皆さん拍手喝采!
あちこちで写メを撮りまくりやったがよ。
「斗瓶囲い」からカラフェに移し変えられた大吟醸は、皆さんのお手許に配られ、足つきグラスに注がれたがやけんど、その馥郁とした高貴な香りと豊かでありながら繊細さも併せ持つ味わいに、皆さん見事にノックアウト!
味わわれた方々の幸せそうな眼差しと笑顔が、全てを物語っちゅうがぜよ!
この酒と、直七をチョコッとかけた伊勢海老の刺身を合わせりゃあ、そりゃあもう至福の極み!
繊細な旨みの中に、この世のあらゆる味という味が全て溶け込んで隠れちゅうような、そんな感覚さえ感じられたがやき!
★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込純米酒)
★「司牡丹・本醸造ひやおろし」(本醸造生詰酒)
●「伊勢海老鍋」
さてボチボチ「かまわぬ」がベストなぬる燗に温まり、皆さんに「今すぐ飲んで!」っちゅうて配られたがよ。
その柔らかさで心まで和ませるような寛ぎの一献に、皆さんが目を細めてホッとゆるんだ頃、いよいよ伊勢海老鍋が登場!
野菜を入れたり取り分けたりと、あちこちで動きが慌ただしゅうなり、一気に会場全体がワイワイとヒートアップしたがやき。
この伊勢海老鍋、「かまわぬ」のぬる燗でやりゃあグッと重みを増して旨みが引き立ち、「本醸造ひやおろし」でやりゃあ様々な味わいの構成成分の輪郭が立ち現れて、複雑な美味しさが際立つがぜよ!
ああ、もうどっちじゃちウマイッ!
●「伊勢海老雑炊」
いよいよ〆めの雑炊の登場!
米粒一粒一粒にまで伊勢海老の旨みが凝縮されて沁み込んじょって、皆さん思わずホーッとタメイキを漏らし、「日本人に生まれて良かった〜!」と心の中で叫びゆうようながよ!
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●「フルーツ」
ラストは「山柚子搾り」とフルーツの、甘くて酸っぱい組み合わせ。
足るばあ飲んで食べてお腹いっぱいのはずやに、この甘味と酸味がなぜかこぢゃんと心地良うて、またついつい口に運んでしまうがやき。
こうして気がつきゃあ、既に時間は21時!
まっことアッちゅう間の3時間やったがやき。
中締めのご挨拶は、(株)土佐清水元気プロジェクト(http://www.tosashimizu-genkipro.com/)の泥谷さんにお願いし、無事夢のようなひとときはお開きとなったがよ。
お帰りの際の皆さんの、いっつも以上にニコニコ満面の笑顔が、まっこと眩しいほどやったがやき。
もっとも1人あたり4合以上を飲んだ計算になるきに、いっつも以上に千鳥足の皆さんが、ちくと心配ながやけんど。
ご参加いただきました皆さん、そして「花鶴」さんの皆さん、長崎さん、まっことありがとうございました!
皆さんが帰られて後の後片付けの時に、「花鶴」さんのバイトの女子大生とワシゃあツーショットで、「チーズ!」ぜよ!
ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声のほんの一部を、以下にご紹介さいていただきます。
●今回も旬のおいしいものがいっぱいで大満足です。
●す〜〜〜ごく楽しかった。すご〜〜〜くよいよい。(^o^)v
●全てに細かい配慮がなされていて大満足です。
●めちゃ楽しい!!おいしい会です。いつもありがとうございます。
●伊勢海老のお刺身最高。新婚旅行を思い出しました。
●いや〜「最高」の言葉以外見当たらないですね。おいしい料理においしいお酒、どちらが欠けてもこの至福の思いには至りません。これからもずっと続けて下さい。
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司牡丹酒造株式会社