「それは、この後、龍馬の人生の中で何度も繰り返すことになる旅の・・・そう、会いたい人には労を惜しまず会いに行く、坂本龍馬の生き方の始まりじゃった。」(岩崎弥太郎の語り・「龍馬伝」より)
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第12話における、岩崎弥太郎さんの語りの言の葉ながよ。
武市半平太さんは土佐勤王党を結成し、龍馬さんもそこに名を連ねるがやき。
半平太さんのやり方についちゃあ納得できんと感じもって、半平太さんの独断を止めるためにも、龍馬さんは勤王党に入ったがよ。
そんな時、長州じゃああの吉田松陰さんの一番弟子・久坂玄瑞さんが、尊王攘夷の旗頭になっちゅうっちゅう話を耳にするがやき。
玄瑞さんにどういたち会うて、攘夷たぁ何ながかを聴きとうてたまらんなった龍馬さんは、半平太さんに自分の長州行きを頼み込むがよ。
龍馬さんがやっとその気になってくれたと大悦びし、一も二ものう賛成する半平太さん。
ここでこの「言の葉」、弥太郎さんの語りが入るがやき。
「龍馬にとって剣術修行ではない旅は初めてじゃった。それは、この後、龍馬の人生の中で何度も繰り返すことになる旅の・・・そう、会いたい人には労を惜しまず会いに行く、坂本龍馬の生き方の始まりじゃった。」
まっことこの「会いたい人には労を惜しまず会いに行く」っちゅう生き方が、龍馬さんをあの龍馬さんたらしめたがぜよ。
「龍馬伝I」(作 福田靖 ノベライズ 青木邦子 NHK出版)より