「私が知っちゅう龍馬は、何かとてつもないものを持っちゅう男ぞね。土佐には納まりきらん、とてつもないでっかいものを持っちゅう男ぞね。みんなあも、わかっちゅうはずじゃ。龍馬はやっと見つけたがじゃ。自分が成し遂げるべきことを・・・やっと見つけたがじゃ!」(坂本乙女・「龍馬伝」より)
NHK大河ドラマ「龍馬伝」第13話における、乙女姉やんの言の葉ながよ。
悩みに悩んだ末、ついに土佐を脱藩することを密かに決意する龍馬さん。
けんど龍馬さんの家族は薄々勘づき、兄の権平さんは龍馬さんの部屋から脱藩ルートの地図を発見してしまうがやき。
そんなことは許さんと、怒りをあらわにする権平さん。
そこで意を決したように、乙女姉やんがこの言の葉を語るがよ。
「私が知っちゅう龍馬は、何かとてつもないものを持っちゅう男ぞね。土佐には納まりきらん、とてつもないでっかいものを持っちゅう男ぞね。みんなあも、わかっちゅうはずじゃ。龍馬はやっと見つけたがじゃ。自分が成し遂げるべきことを・・・やっと見つけたがじゃ!」
声をあらげて反論する権平さんに対して、さらに言葉を尽くして説得に努める乙女姉やん。
結局しぶしぶながら権平さんも、龍馬さんの脱藩を見逃すことになるがやき。
こうして深い家族の絆にも支えられ、龍馬さんはついに土佐を脱藩するがぜよ。
「龍馬伝I」(作 福田靖 ノベライズ 青木邦子 NHK出版)より