11月は海外出張やら何やらでちくと忙しゅうて、ブログで今年度の酒造りについてをご紹介できてなかったことに気づいたき、まずはそちらをご紹介さいていただきますぜよ。
今年度の酒造りは、10月7日に蔵人の皆さんが蔵入りし、そっから蔵の掃除やら何やらの準備、そして仕込みが始まり、11月9日に司牡丹本年度第1号のお酒が搾られたがよ。
今年は全国的に米があんまりようないっちゅうことで、杜氏を筆頭に蔵のみんなあ例年以上に気合を入れて臨んだがやき。
ほんで11月19日にゃあ、新酒の搾られた合図と本年度の安全醸造と、えい酒が醸されますようにとの祈願も込めて、本社の玄関口に真新しい緑の「酒林」が吊るされたがよ。
そんな中で搾られた今年の新酒は、「司牡丹・しぼりたて本醸造原酒」
「司牡丹・本醸造新酒」「司牡丹・あらばしり本醸造生原酒」らあとして既に発売されちゅうけんど、いずれも例年以上に若々しいピチピチしたフレッシュ感をまとうて、さらに飲みごたえのある旨みが特徴で、なかなかの出来に仕上がっちゅうがぜよ。
いずれも自信を持ってお薦めできますき、是非皆様、司牡丹の今年の新酒をじっくりご堪能くださいや!
続いてはこぼれ話になるけんど、先月11月26日(金)に2件の取材があったがやき。
1件は、東洋経済新報社さんの「週刊東洋経済」(http://www.toyokeizai.net/)の取材ながよ。
「週刊東洋経済」12月13日発売号の第2特集で、「酒」の特集が組まれるらしゅうて、そん中で日本酒は全国で3社が選ばれ取材されるらしいがやき。
ほんで、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・(株)岡永の飯田社長さんから「司牡丹」をご推薦いただいたっちゅうことで、「週刊東洋経済」副編集長さんが、わざわざ高知まで取材に来られたっちゅう訳ながよ。
司牡丹のこれまでの歴史やワシが入社してからやったこと、龍馬関連商品についての仕掛けや来年は何を仕掛けるからあについて、約1時間半ばあ取材していただいたがやき。
是非皆さん、「週刊東洋経済」12月13日発売号を、よろしゅうお願い申し上げますぜよ!
ほんでもう1件の取材は、共同通信社さんの取材やったがよ。
ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)が仕掛けた、土佐茶を食べさいた究極の卵を使うた「塩・卵かけご飯」についての取材やったがやき。
共同通信社さんに取材されたっちゅうことは、かなりの割合で全国の新聞に掲載される(高知新聞にゃあ既に掲載済み)っちゅうことながよ。
もう既にあちこちの紙面に掲載されちゅうかもしれんき、是非皆さんも気をつけてご覧くださいや!
そして11月28日(日)は、ついに「龍馬伝」の最終回やったがやき。
既にニュースになっちゅう、クライマックスの暗殺シーンでのテロップは、確かにまっことガックリで、夢中で食い入るように観よったところにいきなり冷水をぶっかけられたような気分やったがよ。
そんなに緊急性のあるテロップやなけりゃあ、ちくと流すタイミングっちゅうもんも考えていただきたいもんじゃのう。
まあそんなアクシデントもあったけんど、あらためまして「龍馬伝」を振り返ってみりゃあ、土佐の龍馬さんが主役やっちゅうことを抜きにして考えたち、まっことこぢゃんと面白かったがやき。
大河ドラマを最初から最後まで見逃さんと全部観た(VTR録画含む)がは、後にも先にも今回の「龍馬伝」だっけやっちゅう方は、ワシだけやのうて全国にどっさりおられることやろう。
まっことかなりのめり込んで観よったもんやき、こうして終わってしまうと何か大切なもんを無くしてしもうたような、そんな巨大な喪失感を感じてしまうがよ。
また、内容として考えてみりゃあ、現代と龍馬さんの時代である幕末は、まっことよう似いた部分が多いような気がするがやき。
そういう意味じゃあ、龍馬さんからいくつも課題を与えられたようなもんながよ。
ワシも何だかんだで年男の48歳になって、もはや若手じゃらあて甘えたこたぁ言いよれんがやき。
それやに、よう考えてみりゃあ、ワシゃあまだ何ちゃあ成し遂げちゃあせんがよ。
龍馬さんみたいに「日本の洗濯」まではいかいでも、せめて自分の業界である「日本酒の洗濯」ばあは成し遂げにゃあのう。
龍馬さん、ワシもやるぜよ!天の国から見守っちょってくださいや!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社