昨日の12月8日(水)は、佐川町役場の和田さんと「地乳(ぢちち)」酪農家の竹村さんと3人で、四万十市西土佐在住の地デザイナー、迫田さんくの「サコダデザイン・木賃ハウス」に泊まりがけでうかごうたがぜよ。
迫田さんは、司牡丹の純米酒「日土人(ひとびと)」や大ヒット中の「山柚子搾り・ゆずの酒」のデザインを手がけていただいた方で、また佐川町の吉本牛乳さんの「地乳(ぢちち)」のブランド化を手がけて、大人気にさいた方でもあるがやき。
ほんじゃき、ワシや和田さんや竹村さんと、こぢゃんと仲良うなっちょって、「いっぺん木賃ハウスに泊まりがけできいや!」っちゅうことになったがよ。
ちなみに「木賃ハウス」たぁ、迫田さんが以前住んじょった家を、友人・知人・仲間らあが訪ねて来た時らあに泊まれるようにしちゅう、謎に満ちたウワサの宿ながやき。
「木賃宿」みたいなもんやき「木賃ハウス」っちゅうらしいがやけんど、基本は自分らあで自給自足のサバイバル生活をせにゃあイカンらしいがよ。
さあ、15時半ばあに「サコダデザイン・木賃ハウス」に到着ながぜよ!
おお!ウワサ通りのフツーの田舎の民家!
こりゃ夜はかなり寒そうながやき。
いきなり天井にヘビの脱け殻がぶら下がっちょって、なかなかえい感じながよ!
早速持ち込みしたフトンや荷物、司牡丹のお酒らあを車から降ろしたがやき。
もちろんお酒は、迫田さんデザインの純米酒「日土人(ひとびと)」と「山柚子搾り・ゆずの酒」。
それに金賞受賞酒「司牡丹・大吟醸・黒金屋」ながよ。
研修生の方の案内で、早速山に芝刈り・・・じゃのうて薪拾いに。
裏山の林の中に入りゃあ、なんぼやちあるわあるわ!
スッと薪が集まったがやき。
ほんでカマの中に薪を入れて、ピザを焼く準備。
おっ!薪でご飯を炊くオクドさんもあるやいか。
準備の合間に、竹村さんが持ってきた「地乳プリン」と「地乳ブリュレ」をみんなあで試食。
「地乳プリン」はトロットロで、なかなか好評やったがやき。
こりゃ商品化したら売れそうながよ。
和田さんの持ってきた猪肉のしぐれ煮も、まっことうまそうぜよ!
さてその頃、四万十川西部漁業協同組合・鮎市場の林大介部長さんが登場!
四万十川の天然ウナギを慣れた手つきで、見事にさばいていくがやき。
それを炭火焼きにすりゃあ、見る見るちいそうなって、肉厚に盛り上がっていくがよ!
白焼きやけんど、天然ウナギのナチュラルな脂の焼ける香りが、まっことソソルがぜよ!
さあ!ジューシーに焼けた四万十川天然ウナギの白焼きに、ワサビをたっぷり乗せただっけで、一口・・・!
う、うまいっ!脂がこぢゃんと上品で、ナチュラルな旨みがあふれちゅうがよ!
こりゃスゴイ!これがウナギ本来の味わいやったがや!
そこに、野風呂でぬる燗をつけた「日土人」をキュッと!
ああ、幸せ!この酒のナチュラルな旨みがウナギの旨みを一層口中で膨らまいて、体内に沁みていくようながやき!
大介さんは、早速次の四万十川天然鮎の塩焼きの準備。
見事に鮎に串を打っていくがよ。
その頃、研修生の皆さんがその他のお料理を次々と完成させよったがやき。
鹿肉のカルパッチョ風や蒸し野菜らあが登場!
四万十地域の食材尽くしながよ!
いつの間にかサミダレ式に宴会がスタート。
こぢゃんと飲んで食べて語り合いゆううちに、カマに投入されちょったピザが完成!
四万十パエリアも完成し、イッキに宴席はヒートアップ!
大介さんの鮎もこぢゃんとえい感じに焼けて、これまた絶品!
ワイワイと大盛り上がりの中に、県議会議員の大石さんらあも乱入してきて、いつの間にか人数は15人ばあに!
大石さんはホルモンやハラミ肉を持ってきてくださっちょって、炭火焼きにすりゃあ、これまたウマイことウマイこと!
さらにみんなあ飲んで食べて語り合うて騒いで、後半はもはやみんなあタダの酔っぱらい!
大石さんは鹿の角を頭にかざして「せんとくん」に変身するわ、迫田さんはアメリカからのお客様ジェイソンさんと変な英語で盛り上がるわ、宴席はグチャグチャ状態に!
さらに迫田さんがギターをガンガンひいて歌いだし、結局深夜までそのまんま突っ走ったがやき。
う~ん、そのあたりからは、ワシの記憶もちくと曖昧ながよ。
一応風呂には入って寝えたようながやき。
薪で沸かした風呂は、体の芯までぬくもって、なかなか冷えんき、まっことポッカポカやったがよ。
翌朝は、おそらく迫田さんはツブレちゅうろうき、勝手に台所を使わいてもうて、前日の余りもんで朝食の準備。
和田さんが汁モンを作ってくれたがやけんど、味噌がなかったもんやき味付けは醤油で。
なんとダシは残りもんのホルモン焼きながよ!
このホルモン汁が、なかなかうまいこと、うまいこと!
けんど朝からホルモンを食べたがは、人生の初体験やったがやき!
和田さん、竹村さん、ありがとうございました!
また、ご一緒さいていただいきました皆さん、そして迫田さん、まっこと一生記憶に残る素晴らしいひと時を、ありがとうございましたぜよ!
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