12月26日(日)の晩は、予約の取れん大人気の日本料理店、西麻布「ラ・ボンバンス」(http://www.bombance.com/)さんにて、『「ラ・ボンバンス」ぷち司牡丹の会〈第11回・年の瀬〉』を開催したがぜよ。
引っ越して広うなった「ラ・ボンバンス」さんでの2回目開催の司牡丹の会は、相変わらずの大人気で、アッちゅう間にご参加者が集まり予定人数をオーバーしたらしゅうて、今回は過去最高の34名での開催やったがやき。
こうなりゃあ、もはや「ぷち司牡丹の会」たぁ言えんろうけんど、のう。
まずはワシゃあ17時ばあにお店に到着。
高知市春野のファームベジコ(http://vegeco.jp/)長崎さんからの産直野菜も、ドカンと届いちょったがよ。
長崎さん、いっつもありがとうございますぜよ!
さて主催者の、きき酒師のココマリちゃんも、ママさん風のお着物で登場。
岡元料理長さんと打ち合わせや、グラスの決定、「袋吊り搾り」の準備らあをしたがやき。
18時過ぎにゃあ、ぼちぼちお客様も集まりだいて、まずは仕込み水と、ウエルカムドリンクの「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)を召し上がっていただきもって、お待ちいただいたがよ。
★ウエルカムドリンク:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール):花冷え(10℃程度)
さあ開宴予定時間の18時半をちくと回ったころ、いよいよ開宴ぜよ!
まずは主催者のココマリちゃんからご挨拶。
続いてはワシからのご挨拶と、岡元料理長さんからのご挨拶ながやき。
ほんで再びワシの発声で、「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」で乾杯して、さあスタートながよ!
★「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口純米酒):涼冷え(15℃程度)
●「2929」(虎河豚サラダ仕立て)
ちりポン酢風味のドレッシングのかかった虎河豚とサラダが、爽やかで美味いこと!
大ぶりのワイングラスに注がれたこの酒は、ふくよかさが強調されながらも、超辛口で後口のキレは抜群!
この料理と交互にやりゃあ、こりゃイキナリ料理も酒も進むこと、進むこと!
★「司牡丹・袋吊り今搾り」(吟醸しぼりたて薄にごり生原酒):涼冷え(15℃程度)
●「u2かぶ摺り流し 佐渡↑タラ↑子」(近江蕪摺り流し 佐渡上がりのタラと白子)
早くもメインイベントの「袋吊り今搾り」が登場!
ちくとワシの解説があって、隠しちょった布を取りゃあ、「袋吊り今搾り」が出現し、皆様からは歓声が!
瞬く間に携帯カメラで写真を取りまくり状態になったがやき!
もちろん酒税法違反にならん方法で搾りゆうき、ご心配のう。
皆様お一人お一人のグラスに、搾られたばっかしの吟醸酒をお注ぎすりゃあ、その芳香と美味しさに、思わず声をあげる方も!
蕪の摺り流しのトロッと感とタラと白子の風味と食感が、この酒のトロッとした飲み口と味わいに見事にマッチ!
お互いが相乗効果でバッチリ引き立て合うがぜよ。
その頃厨房は大忙しのテンテコマイ!
対照的にお客様は、ニコニコの満面笑顔で楽しい宴席ながよ。
★「船中八策しぼりたて」(超辛口・純米生原酒):涼冷え(15℃程度)
●「生u2over包みカダイフ揚げ(生ウニ大葉包みカダイフの衣揚げ) 29焼おにぎり(牛ロースの焼きおにぎり) カワハギの肝寿司」
この酒のガツンとインパクトのある骨太でリッチな旨みが、生ウニの風味とカダイフ揚げのパリッとした食感と風味にまっことバッチリ!
牛ロースの旨みやカワハギの肝の旨みとも見事にマッチして、こりゃイカン!ナンボやち飲めてしまうがぜよ!
★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒):常温(20℃程度)
●「2010三冠王」(フォアグラ・トリュフ・フカヒレの茶碗蒸し)
さあ!いよいよ当会名物!樽酒とフォアグラ&トリュフながよ!
大きめのグラスに注がれた常温の樽酒の森林浴を思わせる豊かな木の風味と、トリュフの木の子の風味が見事にマリアージュ!
常連の方々は「やっぱり最高!」と満面の笑みで頷き、初めての方々は驚愕の表情で感動の声を上げたがぜよ!
★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込み純米酒):ぬる燗(40℃程度)
●「セイコちゃん」(セイコ蟹の焼きリゾット ウチコとソトコ乗せ)
ここでいきなり予定になかったメニューの絶品セイコ蟹の登場に、お客様は大歓声!
急きょ次のお酒、「かまわぬ」のぬる燗を出さいてもうて、その絶妙のぬる燗の膨らみと蟹の旨みの調和に、あちこちからタメイキが漏れよったがやき!
●「☆貝柱鍋 金目隊」(干し貝柱仕立てのお鍋 金目鯛・牡蠣・焼き葱)
お次は、ホッとする心和む組み合わせ。
ベストな温度で幅のある旨みあふれる燗酒が、ダシの旨みタップリの鍋とバッチリで、ホ~ッと溜め息がもれるがぜよ!
★「司牡丹・もろみ酒」(吟醸にごり生原酒):涼冷え(15℃程度)
●「2010まかないNo.1」(ボンバンスのハンバーグ)
ここで、「袋吊り」の袋を空けて、中身のトロットロのモロミ酒が登場!
皆様、またまた大感激やったがよ!
まかない料理No.1のハンバーグのタップリ肉汁の旨みが、トロットロのモロミ酒の風味と合わさりゃあ旨みが倍増!
付け合わせの長崎さんの野菜を合間にいただきゃあ、見事に口中をリセットしてくれて、また飲んで食べてが進むがぜよ。
ここにきてまたまたメニューにないに、いきなり自家製の巨大カラスミを切りだす岡元料理長さん!
さらにそれを炙りだいたら、もはやお客様は大感動ながよ!
ここまでのお酒は既に全部スッカラカン!
あわてて次のお酒を出すことになったがやき!
★「司牡丹 花 純米」(純米酒):涼冷え(15℃程度)
●「自家製カラスミの炙りとモンドールチーズ」
この酒の中に潜んじゅうミルキーな風味がワイングラスの中から立ち上がり、チーズのミルキーな旨みと炙りカラスミの芳ばしい旨みのハーモニーが、見事に融合して美味さ倍増ながよ!
さて厨房はまだまだテンヤワンヤ!
次のお料理、長崎さんの野菜の準備に大忙しながやき。
●「Ⅷ③壱」(土佐の長崎さんのつまみの野菜とひしを味噌マヨ 小松菜のお浸し)
ファームベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんが送ってくださった鮮度抜群の野菜らあが、こぢゃんとナチュラルな美味しさとひしを味噌マヨの旨みで、見事な酒の肴になっちょったがよ!
「こんなおいしい野菜食べたことない!」「ニンジンが茎まで食べれて生でこんなにおいしいなんて!」っちゅう声が、あちこちから聴こえてきたがやき。
★「愛十(めでとう)」(永田農法・純米吟醸酒)
●「たすぱぷーす」(飛び魚出汁のパスタ)
ワシのお師匠さん小阪裕司先生(http://www.kosakayujilab.com/)が主宰するワクワク系マーケティング実践会(http://www.kosakayuji.com/)の創立10周年を記念して創られた、完全オリジナルの純米吟醸酒「愛十(めでとう)」が登場!
そのオリジナル型の繁盛ボトル(半升=900ml)と、注いだ際の「トクトクトク(得、得、得)」っちゅう縁起のえい音、華やかかつナチュラルな香りと生命力あふれる豊かな旨みに、皆さん大悦びながよ!
この酒の豊かな膨らみが飛び魚出汁の風味を一層引き立てて、あぁ幸せ感いっぱいながぜよ!
●「酒盗のジュース」
ここでまたまたメニューにない、特別料理が登場!
それも「ここで出るか!?」の名物「酒盗のジュース」ながやき!
ラストが近いに、またまたお酒が進むこと、進むこと!
★「源十」(純米大吟醸原酒・秘蔵10年以上大古酒)
●デザート:「白いcoffeeのブラマンジェ 黒胡麻シャーベット」
締め括りは、またまた当会名物のベストマッチの組み合わせ!
古酒の練れた風味とコーヒーの風味や胡麻の風味が見事にマリアージュ!
デザートと日本酒の意外な組み合わせの妙に、皆さん大感激やったがよ!
こうしてアッちゅう間に第11回目の会も、皆様の満面の笑顔とともに、無事お開きとなったがやき。
「ラ・ボンバンス」の皆さん、ココマリちゃん、そしてご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
ちなみに来年は、「ラ・ボンバンス」さんが7周年を迎えられるっちゅうことで、今回の会の様子を写真に撮って、自費出版で写真集を出されるっちゅうことやったがよ。
フォトグラファーはRyu Itsuki(http://ryuitsuki.com/)さん、プロデュースはボンバンスさんのホームページも創られた幸田フミ(http://www.booplan.com/)さん。
こりゃ来年がまっこと楽しみながやき!
ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートにあふれちゅう悦びの声をちくとご紹介して、今回のブログを終了さいてもらいましょうかのう。
●お酒、料理が両方ともこんなにおいしいのは、スバラシイ!
●日本酒をこんなに沢山飲めたのは初めてです。ありがとうございます。
●至福の時でした。
●司の会は日本でNo.1!熱い心を感じる。
●ふだんはワインばかりなのですが、日本酒に今日目覚めました!!!
●ぜいたくな会でした。他では味わうことのできない素晴らしいイベントだと思います。
●エクセレント!
●酒、肴、此の上無く極上美味。
●胸一杯で・・・言葉にならないなぁ・・・すべてが芸術ですわ。日本酒ばんざい!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社