2月1日(火)は、「分とく山・ホテルインターコンチネンタル東京ベイ店」(http://www.interconti-tokyo.com/rs_wak.html)さんにて、「ドミニク・ブシェ氏&野崎洋光氏・コラボレーション食事会」が開催されるき、「司牡丹・袋吊り今搾り」の実演をするために、東京へ行ったがよ。
ほいたら、食通で知られる「高知パレスホテル」(http://kochipalace.co.jp/)の吉村会長さんが、ドミニクさんのお知り合いやって、参加されることになったがやき。
ほんで吉村会長さんに昼食に誘われ、「日本一うまい天ぷらを食べらいちゃお」っちゅうて、日本橋三越前の「天ぷら・はやし」(中央区日本橋室町1-12-10 TEL:03-3241-5367)さんにうかごうたがぜよ。
カウンター中心で、20人も入りゃあ満席になるちんまいお店やけんど、老舗の凛としたえい雰囲気を醸し出しちゅうがよ。
お酒は熱燗かぬる燗かを聞かれただけで、他は何ちゃあ注文もせんまんま、まずは「菊正宗・樽酒」のぬる燗と、海老の頭が出されたがやき。
いきなりこの組み合わせで、ノックアウト!
海老の頭のシャリシャリの見事な揚がり具合と、絶妙な樽酒のぬる燗が、ウマイのなんの!
感動に浸りゆう間に、続いてはクワイの天ぷらが出され、「芽が出て伸びますように」っちゅうクワイに込められた意味もサラリと伝えてくれるあたり、サスガながよ。
塩でいただくホクホクの甘いクワイは、まるで芋ながやき!
お次は、鮮度抜群のピチピチ生きちゅう海老を、なんとレアの天ぷらで!
こちらも塩でいただくがやけんど、確かに海老の外側はパリッと、中は生で、なんじゃこれ!の絶品の味わい!
昼間っから樽酒のぬる燗が進むこと進むこと!
そっから後は、ヨモギのお麸の天ぷら、活ホタテの天ぷら、海老の天ぷら(ウェルダン)、もずく、キスの天ぷら、しいたけの天ぷらと続き、いちいち感動しっぱなし!
お酒も進んで、樽酒のお銚子は2本目に突入ながよ。
お次の大アナゴを揚げゆう時にご店主さんが、「生きちゅうもんを揚げたら油が飛び散らん」っちゅうて、さりげのう言うがやき。
確かに、ワシらあはカウンターに座っちょって目の前で天ぷらを揚げゆうに、天ぷらガードも何ちゃあのうても、全然油が散らんやいか!
鮮度抜群の魚介やったら天ぷらにしたち油が飛び散らんらあて、初めて知ったぜよ!
ちなみにこちらじゃあ、ヒマワリの油を使いゆうらしいがやけんど、何の油を使うたち、鮮度抜群の魚介やったら飛び散らんがやと。
大アナゴの天ぷらは、信じられんばあ肉厚でホクホクで・・・あぁ幸せ!
続いては干し柿の天ぷらが、デザート替わりに出され、締めはフキノトウの天ぷらと、名物ふりかけご飯ながよ。
このふりかけは何で出来ちゅう当てたらスゴイっちゅうて、吉村会長さんから質問され、ひと口パクリ・・・。
ゴマと山椒は分かったけんど、あとは・・・デンプンっぽいき、もしかしたらコメやろか?
それがナント、豆腐やっちゅうがやき!
豆腐とゴマと山椒と醤油で、何日もかけてジックリ炊き上げて作るがやと。
天ぷら「はやし」・・・まっこと、まいりました!
確かにこりゃあ日本一の究極の天ぷらながよ!
吉村会長さん、まっことありがとうございました。ご馳走さまでしたぜよ。
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司牡丹酒造株式会社