2011年02月03日

奇跡!ドミニク・ブシェ氏&野崎洋光氏コラボ食事会ぜよ!

 2月1日(火)は、「分とく山・ホテルインターコンチネンタル東京ベイ店」(http://www.interconti-tokyo.com/rs_wak.html)さんにて、「ドミニク・ブシェ氏&野崎洋光氏・コラボレーション食事会」が開催ちゅうことで、ワシゃあ15時前にゃあ準備にうかごうたがよ。


 この会の発起人は、「分とく山・ホテルインターコンチネンタル東京ベイ店」の福井さんと、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)加盟店の「長野屋」(http://nagano-ya.com/)の林社長さんと、「LIEN」の上内さんの3名。


 内容は、フランス料理界の巨匠ドミニク・ブシェさんと、和食界の重鎮・野崎洋光さんがコラボレーションし、究極のフレンチと和食をいっぺんに堪能できるっちゅうスゴイ会ながやき。


 さらに、司牡丹も酒米づくりでこぢゃんとお世話になっちゅう、永田照喜治先生が創始した永田農法の奇跡の野菜が使われ、さらにさらに!司牡丹の究極のしぼりたて純米吟醸生酒「袋吊り今搾り」も堪能できるっちゅうがやき、まっことこれ以上の内容は考えられんばあの奇跡のコラボイベントながぜよ!


 まずはワシゃあ、「袋吊り今搾り」を準備。2011.2.3袋吊り準備



 もちろん、こちらのお店にゃあ酒造免許はないき、酒税法違反にならん方法で搾るがよ。


 「袋吊り今搾り」を吊るしたら、あとは屏風で隠して準備OKながやき。袋吊りを隠す



 「長野屋」の林社長さんと「LIEN」の上内さんは、お店のエントランスをディスプレイ。分とく山・入口













 通路にワラを敷き詰め、永田農法野菜らあを見事に飾り付けたられたがよ。ディスプレイディスプレイ3ディスプレイ2













 入り口前にゃあイベントの告知サインも出され、ワシらあの準備は万端整うたがやき。入口のサイン



 18時前にゃあ永田先生がご来場。


 あの重鎮・野崎さんが肩をもむらあて、永田先生ばあのもんやないろかのう?永田先生の肩をもみ野崎さん



 18時半からは受付開始で、お客様がぼちぼちご来場。


 厨房は、大忙しの戦場のようながよ。厨房バタバタ













 19時にゃあ、定員オーバーの39名のお客様がお越しになり、上内さんの司会でいよいよ開会ながやき。2011.2.3開会



 まずは、日本未発売のドミニクさんプロデュースのシャンパーニュ、ゼロドサージュがサービスされたがよ。


 ほいたら、その奇跡の会のメニュー内容を、以下にご紹介しちょきますぜよ。



●アミューズ:フォアグラのボンボン、帆立のタルタル、オリーブのサブレ、ベーコンとキャロットのケーキ、エスカルゴのプチシュー
★「DB ゼロサージュ・シャンパーニュ」
アミューズとシャンパーニュ


 見た目もこぢゃんと美しいドミニクさん渾身のアミューズは、フォアグラのボンボンとエスカルゴのプチシューが特に絶品!


 シャンパーニュの爽やかな味わいで、料理もお酒も進むこと進むこと!


 アミューズをいただきゆう合間に、まずはドミニクさん、続いては野崎さんのご挨拶もあったがやき。ドミニクさんご挨拶野崎さんご挨拶












●前菜:ココナッツミルク風味の栗のクリーム

★「ボデガス・イダルゴ・ヒターナ オロロソ・ファラオン」
前菜とシェリー
 オロロソのシェリー酒は、ベネンシアドールのマルティンさんが、見事なベネンシアでカッコよう注いでくださったがよ。シェリーを注ぐ












 厨房じゃあドミニクさんが前菜の準備にフル回転!厨房のドミニクさん



 出された前菜は、ココナッツミルクの風味と栗の風味がフンワリ膨らむ、温かいスープやったがやき。


 これがシェリーの味わいと、見事にマリアージュ!


 体の芯までホッと和む組み合わせながよ!


 ちなみにここでドミニクさんが、吉村会長さんのくまでご挨拶に来られたがやき。ドミニクさんと吉村会長



 そん時の画像にゃあ永田先生も写っちょって、こりゃ偶然やけんどなかなかの貴重な画像になったがよ!


●椀:エンドウすり流し(河豚の白子焼き目付け、敷豆腐、梅花人参、早蕨、岩茸、梅花生姜)2011.2.3椀
 続いては野崎さんの椀物。


 これまた心の奧までホンワカとあったこうなる美味しさやったがやき。








●お造り:五種盛り(鮪、鮃、海老、帆立、赤貝 永田農法野菜添え、トマト、葉玉葱、人参、ブロッコリー、春菊 薬味卸し、七味、辛子、生姜、柚子胡椒、山葵)

★「司牡丹・袋吊り今搾り」(純米吟醸にごり生原酒)
お造りと袋吊り吟醸


 さあ、ここでいよいよワシの出番ながよ!2011.2.3袋吊り今搾り登場



 まずは皆さんに、「袋吊り搾り」っちゅうもんが、いかに滅多にお目にかかれん貴重なもんかを解説。


 ほんで、「実は今、ここで搾りよります!」っちゅうて、屏風を取り払やあ、目の前にその「袋吊り搾り」が登場!


 皆さんから歓声が上がったがやき!


 お一人ずつグラスを持って並んでいただき、ワシがその貴重な雫を集めた「今搾り」の純米吟醸酒を、グラスに注がいていただいたがよ。袋からポトポト



 皆さん、「おいし~い!」っちゅうて、大感激ながやき。


 ちなみに何度も言うけんど、酒税法違反にならん方法で搾りよりますきに、その点はくれぐれも誤解のなきように。


 野崎さんのお造りは、お刺身と、ご飯の替わりに永田農法野菜で作ったお寿司のよう!


 それぞれに乗せられちゅう薬味も見事で、こりゃスゴイ料理ぜよ!


 そこに「司牡丹・袋吊り今搾り」を合わせるがやき、そりゃもうまるで天にも昇るような心地良さながよ!


●中皿:タイムの香り仔羊のフィレ 茄子のコンポート

★福光屋フランス限定販売「ふく」
仔羊と「ふく」


 見事な焼き加減の仔羊のフィレ肉は、フランス限定販売の「福光屋」さんの「ふく」っちゅう山廃純米酒で。


 この酒の独特の酸味と幅のある旨みが、仔羊肉の旨みと見事に寄り添うがぜよ。





●進肴:永田農法野菜 温野菜(カリフラワー、ブロッコリー、小カブ、葉玉葱、トマト) フレンチドレッシング(ドミニク・ブシェ氏) 和風ドレッシング(野崎洋光氏)2011.2.3蒸し野菜


 まずは、野崎さんにうながされ、永田先生が皆さんにご挨拶されたがやき。2011.2.3永田先生ご挨拶

 蒸した永田農法野菜は、そのまんまでも甘みがあって、うまいことうまいこと!


 ドミニクさんのドレッシングは、フランボワーズとピーチ、野崎さんのドレッシングは、ゴマとネギ味噌の2種類。


 どのドレッシングも、そのまんまなめたち美味しいがよ!


●揚物:新筍木の芽揚、穴子東寺巻、蕗の薹チーズ射込、防風

★「侍士の門」寿鶴温泉水仕込み(40日間熟成 前割り焼酎7:3)


 揚物にゃあ、芋焼酎の前割り。


 揚物の油を心地よう流してくれるがやき。


●酢物:鱈場蟹三笠巻

★「司牡丹・袋吊り今搾り・もろみ酒」(純米吟醸にごり生原酒)


 さあここで再びワシの出番!酢物ともろみ酒




 袋吊りの袋を開けて、中身のトロットロの「もろみ酒」を飲んでいただくがよ!






 この「もろみ酒」を皆さんに注ぎよったら、なんとドミニクさんと野崎さんも登場!ドミニクさんと野崎さんがもろみ酒を注ぐ







 ワシの替わりに、司牡丹の「もろみ酒」を注いでくださり、皆さん大悦びやったがやき!竹村とドミニクさん2011.2.33もろみ酒












 この酒のフレッシュな酸味が、酢物にバッチリで、これまたうまいこと!うまいこと!


●食事:雑魚にんにくご飯 香の物ジャコとニンニクご飯汁物




 ニンニクの香りが食欲をこぢゃんとソソル、ジャコのご飯は、お腹いっぱいでもついつい食べてしまう美味しさながよ。






●菓子:若草豆腐、苺、梅花黒蜜、白揚百合根 アーモンドのデュイル フルーツサラダ大吟醸風味

★福光屋フランス限定販売「ゆり」掛け


 野崎さんの和のデザートは甘さ控え目で、あぁ幸せ!和のデザート洋のデザート「ゆり」かけ




 さらにドミニクさんのデザートは、「福光屋」さんの大吟醸酒「ゆり」をかけて、まるで日本酒フルーツポンチ!


 美味しいデザートは、やっぱし別腹ぜよ!


★〆酒:「DBシャンパーニュ」

 〆は、ドミニクさんのオリジナルのシャンパーニュで、みんなあで再会を祈る乾杯!〆のシャンパーニュ乾杯で〆め













 こうしてアッちゅう間の3時間ちょいが経ち、奇跡の会はお開きとなったがやき。


 ご参加の皆さんのお帰りの際の至福の笑顔が、この会の成功を見事に表しちゅうがよ。みんなでチーズ!



 ドミニクさん、野崎さん、林社長さん、上内さん、福井さん、そして「分とく山」のスタッフの皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!





土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


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この記事へのコメント
おはようございます(*⌒▽⌒*)

「袋吊り今搾り」
初めて知りました(^ω^)

しっかりメモ
“〆(▽≦。)
しとかなきゃ!


飲んでみたいです(≧▽≦)
Posted by クロ at 2011年02月04日 08:52
クロさん、コメントありがとうぜよ!
「袋吊り今搾り」は、冬期の酒造りの時期にイベントで時々やりゆうがやき。
是非飲んでいただきたいのう!
Posted by 竹村昭彦 at 2011年02月04日 09:18