2011年02月09日

純米酒「日土人」活動3年目の仕込体験と交流会ぜよ!

 2月6日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として、佐川町の司牡丹本社にて、永田農法純米酒「日土人(ひとびと)」活動3年目の仕込体験と交流会やったがぜよ。


 このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動3年目の第3弾であり、土佐学協会にとっちゃあ、土佐酒学研究会の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」3年目の第3弾ながやき。


 つまり、米つくりから酒造り、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで発売してしまおうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。


 ここまで日本酒を徹底して俯瞰的に捉えた活動は、おそらく3年目の今年も全国初の試みやないろうかのう。


 ちなみに前回の第2弾稲刈りについちゃあ昨年「10月13日」のブログを、第1弾田植えについちゃあ昨年「6月15日」のブログをご参照くださいや。


 さて、まずは朝8時50分にJR佐川駅に集合ながよ。


 車で来られる方、JRで来られる方、次々に集まられ、司牡丹本社に向こうたがやき。


 9時過ぎにゃあ、みんなあが集合。


 愛媛や香川や高知県内らあの各地から、全参加者20名が集合したがぜよ。


 ほんで、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて、ちくとミーティング。


 浅野杜氏からちくと説明があったがよ。


 ほんで早速「平成蔵」に向かうて、仕込体験ながやき。


 蒸米機と放冷機を通って出てくる蒸米を、2人1組になって布で受け取り、発酵室まで運んで仕込タンクに投入するっちゅう作業を、皆さんにやっていただいたがよ。2011.2.9蒸米機蒸米を待つ2011.2.9蒸米取り













2011.2.9蒸米投入2011.2.9蒸米投入22011.2.9蒸米運び













 階段を2階まで上がらにゃあイカンき、3往復もすりゃあ案外息が切れるもんながやき。


 続いては櫂入れ(かいいれ)作業。


 その仕込んだタンクに櫂棒を入れて、混ぜるがやき。


 皆さん交代で櫂入れしてもうたがやけんど、中にゃあこぢゃんとへっぴり腰の方もおられたがぜよ。2011.2.9櫂入れ2011.2.9櫂入れ22011.2.9櫂入れ3












 こうして10時過ぎにゃあ仕込み作業は終了。


 これから20数日間ばあ発酵さいてから搾りゃあ、待望のオリジナル純米酒「日土人」の誕生になるがやき。


 皆さんの心のこもった櫂入れを受けて、きっと今年もこぢゃんと美味しい「日土人」が生まれるろうき、まっこと楽しみながぜよ!


 さてその後は、司牡丹の酒蔵見学ながよ。


 再び「酒ギャラリー ほてい」にもんて、まずは「司牡丹・吟醸酒ができるまで」のビデオを観てもうたがやき。2011.2.9酒造りビデオ



 続いては、江戸時代末期、約170年ばあ前に建造された貯蔵蔵や、玄関に吊られた酒林らあを見学してもうて、新蔵「平成蔵」へ。貯蔵くら


 蒸米、放冷、洗米、麹、酒母、ほんで発酵室と回ったがよ。



 その後は、特別に大吟醸の仕込み蔵もご案内さいてもうたがやき。大吟醸モロミ見学












 こぢゃんとフルーティな芳香を放つ大吟醸のモロミに、皆さん大感激やったがよ。


 続いては再び「ほてい」に戻んて、酒蔵見学記念の「司牡丹・しぼりたて生原酒」の3種類、純米吟醸と純米と本醸造の試飲ながやき。2011.2.9試飲中2011.2.9試飲中2








 皆さん、ニコニコ笑顔で、嬉しそうに試飲されよったがぜよ。


 11時半ばあにゃあ、ウナギ料理の名店「大正軒」(高岡郡佐川町甲1543 TEL:0889-22-0031)さん2階の座敷に移動。大正軒さんで懇親会



 昼食宴会の前に、ちくとご報告ながよ。


 当活動の今後についてらあを、ワシからお話さいてもうたりしたがやき。


 さあその後は、もちろん司牡丹で乾杯して、交流会の開催ながよ。


 まずは「大正軒」さん自慢の「ウザク」や「ウマキ」らあをいただきもって、持ち込みさいてもうた司牡丹で楽しんでいただいたがやき。


 お酒は、もちろん「日土人」(純米酒)と、永田農法・山田錦を使うた「山廃純米かまわぬ」(山廃仕込純米酒)、「司牡丹・しぼりたて・純米吟醸」(純米吟醸生原酒)らあで、皆さん昼間っからこぢゃんと美味しそうに楽しまれよったがよ。


 足るばあ飲んで語り合うて、名物ウナギの蒲焼きとご飯で締めたがよ。


 ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!





土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


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