2月6日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として、佐川町の司牡丹本社にて、永田農法純米酒「日土人(ひとびと)」活動3年目の仕込体験と交流会やったがぜよ。
このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動3年目の第3弾であり、土佐学協会にとっちゃあ、土佐酒学研究会の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」3年目の第3弾ながやき。
つまり、米つくりから酒造り、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで発売してしまおうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。
ここまで日本酒を徹底して俯瞰的に捉えた活動は、おそらく3年目の今年も全国初の試みやないろうかのう。
ちなみに前回の第2弾稲刈りについちゃあ昨年「10月13日」のブログを、第1弾田植えについちゃあ昨年「6月15日」のブログをご参照くださいや。
さて、まずは朝8時50分にJR佐川駅に集合ながよ。
車で来られる方、JRで来られる方、次々に集まられ、司牡丹本社に向こうたがやき。
9時過ぎにゃあ、みんなあが集合。
愛媛や香川や高知県内らあの各地から、全参加者20名が集合したがぜよ。
ほんで、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて、ちくとミーティング。
浅野杜氏からちくと説明があったがよ。
ほんで早速「平成蔵」に向かうて、仕込体験ながやき。
蒸米機と放冷機を通って出てくる蒸米を、2人1組になって布で受け取り、発酵室まで運んで仕込タンクに投入するっちゅう作業を、皆さんにやっていただいたがよ。
階段を2階まで上がらにゃあイカンき、3往復もすりゃあ案外息が切れるもんながやき。
続いては櫂入れ(かいいれ)作業。
その仕込んだタンクに櫂棒を入れて、混ぜるがやき。
皆さん交代で櫂入れしてもうたがやけんど、中にゃあこぢゃんとへっぴり腰の方もおられたがぜよ。
こうして10時過ぎにゃあ仕込み作業は終了。
これから20数日間ばあ発酵さいてから搾りゃあ、待望のオリジナル純米酒「日土人」の誕生になるがやき。
皆さんの心のこもった櫂入れを受けて、きっと今年もこぢゃんと美味しい「日土人」が生まれるろうき、まっこと楽しみながぜよ!
さてその後は、司牡丹の酒蔵見学ながよ。
再び「酒ギャラリー ほてい」にもんて、まずは「司牡丹・吟醸酒ができるまで」のビデオを観てもうたがやき。
続いては、江戸時代末期、約170年ばあ前に建造された貯蔵蔵や、玄関に吊られた酒林らあを見学してもうて、新蔵「平成蔵」へ。
蒸米、放冷、洗米、麹、酒母、ほんで発酵室と回ったがよ。
その後は、特別に大吟醸の仕込み蔵もご案内さいてもうたがやき。
こぢゃんとフルーティな芳香を放つ大吟醸のモロミに、皆さん大感激やったがよ。
続いては再び「ほてい」に戻んて、酒蔵見学記念の「司牡丹・しぼりたて生原酒」の3種類、純米吟醸と純米と本醸造の試飲ながやき。
皆さん、ニコニコ笑顔で、嬉しそうに試飲されよったがぜよ。
11時半ばあにゃあ、ウナギ料理の名店「大正軒」(高岡郡佐川町甲1543 TEL:0889-22-0031)さん2階の座敷に移動。
昼食宴会の前に、ちくとご報告ながよ。
当活動の今後についてらあを、ワシからお話さいてもうたりしたがやき。
さあその後は、もちろん司牡丹で乾杯して、交流会の開催ながよ。
まずは「大正軒」さん自慢の「ウザク」や「ウマキ」らあをいただきもって、持ち込みさいてもうた司牡丹で楽しんでいただいたがやき。
お酒は、もちろん「日土人」(純米酒)と、永田農法・山田錦を使うた「山廃純米かまわぬ」(山廃仕込純米酒)、「司牡丹・しぼりたて・純米吟醸」(純米吟醸生原酒)らあで、皆さん昼間っからこぢゃんと美味しそうに楽しまれよったがよ。
足るばあ飲んで語り合うて、名物ウナギの蒲焼きとご飯で締めたがよ。
ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社