2011年02月23日

第59回須崎小売酒販組合通常総会にて講演ぜよ!

 2月22日(火)は須崎市民文化会館にて、須崎小売酒販組合の第59回通常総会やったがぜよ。


 まずは12時半過ぎにJR須崎駅に到着し、昼食は「すさき駅前食堂」(須崎市原町1-5-20 TEL:0889-40-4433)にて須崎名物「鍋焼きラーメン」と「ちりめん丼」。鍋焼きラーメンとちりめん丼



 なかなか美味しかったがよ。


 13時半からは、総会の開催やったがやき。2011.2.23総会



 出席組合員数は10名と少なかったけんど、委任状が68名やき、過半数以上で、総会は成立するがよ。


 1時間後の14時半にゃあ、無事総会は終了。


 ちくと休憩をはさんで、14時45分からは活性化研修として、ワシの講演ながやき。


 演題は「いよいよ地域密着型酒販店が活躍する時代がやって来た!」で、今回が初講演の新作ながよ。2011.2.23講演



 まずは、「もし皆さんの父親がカプセルホテルの経営者で、その父親が5億の借金を残して死んでしもうたとしたら、どうしますか?」っちゅう質問を投げ掛けさいてもうたがやき。


 普通やったら相続放棄やろう。


 けんどこの方は、その借金も含めて、大好きやった父親の遺産やとして、全てを受け入れるがよ。


 ほんで、会社を辞めてその秋葉原のカプセルホテルのオーナーに。


 まず最初にやったがは、原点に帰ること。


 オープンしだちの状態に戻すことから始めたがやと。


 あちこち貼られた貼り紙やポスター、自動販売機らあを、全部撤去してシンプルにして、そっからカプセルホテルっちゅうもんを見つめ直してみたっちゅうがやき。


 ほんで様々な気づきを得るがよ。


 女性客専用のコーナーが求められちゅうと気づき、さらに外国人客の需要もあると気づき、それらあで大当たりして、わずか就任後3年で、過去最高利益を叩き出したっちゅうがやき。


 そっからがさらにスゴイがよ。


 カプセルホテルっちゅうたら「シャワー」「眠る」「身じたく」の3つやないかっちゅうことで、それ以外は全部そぎおとし、この3つだけは最高のもんを与えりゃあ、ネガティブチョイスやない、他にゃあないカプセルホテルができるがやないかと考えたっちゅうがやき。


 ほんで究極の眠りについて研究しゆう日本の某大企業に、何のツテものう押しかけて、アツうに語ったっちゅうがよ。


 結局なんとか思いが通じて、究極の眠りにつけるカプセルボックスを共同開発することになり、それをついに完成させるがやき。


 ほんで誕生したがが、京都の「9hours(ナインアワーズ)」(http://9hours.jp/)っちゅう新時代のカプセルホテルで、グッドデザイン賞を受賞し、海外メディアの取材も殺到し、いまや予約の取れんカプセルホテルになっちゅうがよ。


 ほんでそのオーナー、油井さんは、いまや「世界のホテルを変える男」とまで呼ばれゆうっちゅうがぜよ!


 実はこのネタは、ANA偶数便の機内放送番組「発想の来た道」の2月版にて放送されよったもんで、ワシゃあまっこと大感動したがやき。


 カプセルホテルで5億の借金を抱えちょって、ここまでできる!


 ほいたら日本酒メーカーやち、酒販店やち、酒離れじゃとか何とか愚痴を言いゆうがが恥ずかしゅうなるがよ!


 日本酒メーカーやち、酒販店やち、できんはずはないがぜよ!


 ポイントは、やっぱしアツい思い、情熱、「志」ながよ。


 龍馬さんらあ維新の志士たちが日本を変えることができたがも、この「志」があったきながやき。


 そんな龍馬さんの時代と、よう似いた現代。


 まずは「doing(何をするか)」の前に「being(あり方)」から、自分は何のために存在しちゅうがかっちゅうところから始めにゃあイカンがよ!


 ほんで、新たな時代の潮流は、間違いのう地方にあるがやき。


 政治が空回りする中、これからの変革のリーダーは、地域密着のリーダーながよ。


 地域にコミュニティーをつくり、地域の様々な問題を解決していくビジネス、いかに地域社会に貢献貢献できるかが益々重要になってくるろう。


 いわゆるソーシャルビジネスながやき。


 それこそ、酒販店さんの存在が大きいがよ!


 新時代の地域密着ソーシャルビジネスの旗手として、酒販店が脚光を浴びる時代が、まさに目の前に来ちゅうがぜよ!


 そのためにゃあ、まずは「志」を持ち、情熱を持って取り組み、徹底して地域のお客様のことを考え、彼らの日々の生活を充実さいて心を豊かにしちゃることながやき。


 あとは、「お客様をつくること」と「お客様を維持すること」をして、地域コミュニティーを形成していくことながよ。


 それができりゃあ、酒販店も、地域社会も、ひいては日本も、元気を取り戻していくはずながやき。


 ワシは、司牡丹は、皆さんがそんな酒販店に「変態」していくように、ナンボやちお手伝いさいていただきますので、いつでもご相談くださいや!・・・っちゅうような内容を1時間ばあお話さいてもうて、ワシの講演は終了したがぜよ。


 その後は、谷岡理事長さんらあ役員の方々と、16時過ぎばあの昼間っから懇親会。


 「登月」(須崎市東古市町1-19暁峰館1F TEL:0889-43-0258)さんっちゅうお店ながよ。司牡丹と鰹のタタキ2011.2.23ドロメ2011.2.23寿司














2011.2.23鍋料理フキノトウ天ぷらと司牡丹生貯蔵酒


 まずは「土佐司牡丹」の燗酒で乾杯して、鮮度抜群の鰹のタタキや、ドロメ、寿司、鍋料理らあをいただきもって、こぢゃんと語り合うたがやき。


 お料理が美味しいもんやき、燗酒が進むこと進むこと!


 酔うほどにみんなあ舌もなめらかになって、会話も弾むこと弾むこと!


 春を告げるフキノトウの天ぷらも出され、これまたホロ苦さが絶妙で、「土佐司牡丹生貯蔵酒」がまたまた進むこと進むこと!


 谷岡理事長さん、お付き合いいただき、ご馳走になり、まっことこぢゃんとお世話になりました!


 ありがとうございましたぜよ!








土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



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