3月1日(火)は、まずは午前中、「立春朝搾り」の利き酒をしたがぜよ。
ちなみに「立春朝搾り」たぁ、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)が全国の蔵元に呼びかけて、加盟酒販店とタイアップして毎年2月4日の立春の日に行う、地域ネットワーク型イベントながよ。
詳しゅうは「2月7日」のブログをご参照いただきたいがやけんど、立春の早朝に搾られたばっかしの純米吟醸(or特別純米)生酒の新酒を、近くの神社で「無病息災」「家内安全」「社運向上」らあのお祓いを受け、その日のうちに福と共に予約客のもとに届けるっちゅう内容ながやき。
14年目の今年は、参加蔵元は全国で司牡丹も含め38蔵で、何とたった1日で約17万本(720ml換算)が売れ、「日本酒が世界一売れる日」とまで言われゆうがよ。
ほんでそんな38蔵の「立春朝搾り」を、ワシらあ蔵元は全蔵分を1本ずつ購入することができるがやき。
他の蔵元さんがどんなお酒を詰めちゅうか確認する意味もあって、司牡丹じゃあ毎年購入しゆうがよ。
実は2月中旬ばあにゃあ既に届いちょったみたいなけんど、なかなかワシも会社におらんし、ワシがおっても他のもんがおらざったりで、結局利き酒はこの日になってしもうたがやき。
さてズラリと並んだ、北は北海道から南は九州・大分までの「立春朝搾り」!
ワシや会長、役員、醸造部らあの社員のみんなあで、利き酒したがよ。
真剣に利き酒すりゃあ、38蔵はなかなかシンドイがやき。
けんど、サスガは日本名門酒会の蔵元ながよ。
どの酒も一定のレベル以上で、「こりゃイカン」っちゅうような酒は1本ものうて、それでいてそれぞれの個性もしっかりあって、まっこと素晴らしいがぜよ!
「立春朝搾り」の利き酒が終わりゃあ、続いてはリキュールの利き酒ながやき。
司牡丹じゃあ、一昨年7月に「山柚子搾り・ゆずの酒」っちゅうリキュールを発売しちょって、お陰様で大好評で、発売1年半で3万5千本が売れて大ヒット商品になっちゅうがよ。
ほんで実は今、もう1アイテム、高知県産の果物を使うたリキュールの新商品を研究開発中ながやき。
この日はみんなあで、その試作品の利き酒と、他社のリキュールの利き酒らあをしたがよ。
自慢に聞こえるかもしれんけんど、あらためて司牡丹のリキュールのレベルの高さを、そこにおるみんなあがハッキリと感じることができたがやき。
司牡丹の新たなリキュールは、何とか年内にゃあ発売にこぎつけたいと考えちゅうき、皆さん楽しみにお待ちくださいや!
さてその晩の16時半からは、司牡丹の平成22酒造年度の「こしき倒し」のお祝いやったがよ。
酒造りのお米を蒸すセイロみたいな桶を「こしき」っちゅうがやき。
ほんじゃき、その年度の酒造り用のお米が蒸し終わりゃあ、「こしき」が倒れるき、「こしき倒し」っちゅうて、蔵内でお祝いの宴会を催すならわしながよ。
蔵の朝は早いきに、晩もちくと早うて、16時半と早い時間からの宴会を蔵内の会所場で開催したがやき。
まずはワシからのご挨拶。
続いては会長からのご挨拶と乾杯で、「こしき倒し」お祝い宴席のはじまりながよ。
あとはもうみんなあで、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがやき。
今年はなかなかお米の出来が良うのうて苦労したみたいなけんど、出来上がったお酒の方は例年以上に、こぢゃんとえいお酒がドンドン醸されゆうがよ。
まっこと、蔵の皆さんと醸造部の皆さんにゃあ、今年も感謝感謝ながやき!
「こしき倒し」やき、蔵仕事はまだ残っちゅうき、まだまだ気を抜かんと、この後の作業もしっかりお願い申し上げますぜよ!
18時にゃあ中締めして、この時間から2次会へ。
ご近所のスナック「ニューゲイト」に頼んで、ちくと早うにお店を開けてもうたがよ。
そっからはビールと司牡丹を酌み交わしもって、みんなあでカラオケ三昧ながやき。
皆さん、今年の蔵の仕事がほぼ終了に近づいた「こしき倒し」やっちゅうことでホッとしちゅうがやろう、早い時間からノリノリでガンガン歌いまくりやったがよ。
蔵の皆さん、醸造部の皆さん、まっこと今年もお疲れ様でしたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社