3月5日(土)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボ企画、「日本酒を俯瞰的に捉える活動・3年目」の第5弾『純米酒「日土人(ひとびと)」製品化体験』と、第6弾『「日土人」を楽しむ会』が開催されたがぜよ。
ちなみに前回の第4弾「酒搾り体験」は、「2月25日」のブログをご参照くださいや。
さてまずは第5弾、「製品化体験」ながよ。
13時からは、土佐学協会理事の柿内先生とご友人の岡田先生が来られ、生まれたばっかしの純米酒「日土人」生酒の入った瓶(720mlと1800ml)に、これまた届いたばっかしのラベルを貼って、製品化する作業をしていただいたがやき。
3年目の「日土人」のラベルにゃあ、今年度の田植え、稲刈り、酒造り、酒搾りらあに参加してくださった97名の「ひとびと」の名前が、ズラリと誇らしゅう並んじゅうがよ。
15時からは、窪川のクラインガルテン(市民農園)の方が2名と、香川県のさこぐち酒店の砂古口さんと、日本名門酒会本部長・(株)岡永の飯田社長さんが来社され、これまたラベル貼りの「製品化作業」をしていただいたがやき。
その後はみんなあで高知市内に移動して、この日に完成したばっかしの「日土人」を「楽しむ会」の開催ながよ。
会場の「花鶴」(http://www.hotpepper.jp/strJ000550804/)さんに、日本名門酒会の高知支部旭食品さん、愛媛支部松山酒販さん、四国中の加盟酒販店さん、「日土人」の酒米を栽培してくださりゆう窪川の農家の皆さんとクラインガルテンの皆さん、土佐学協会の皆さん、そして司牡丹のメンバー、総勢28名が集まったがやき。
会場にゃあ、3年目の活動の記録もパネルにして展示さいてもうたがよ。
「楽しむ会」スタート前にゃあ、このパネルの写真を見て、何名かの方々で盛り上がっちょったがやき。
「花鶴」のご主人刈谷さんも、毎年「日土人」の田植えや稲刈りらあに参加してくださりゆうき、お料理をこぢゃんと豪華にサービスしてくださっちょって、今回は鯛の活造りの皿鉢がドカンと登場し、会場は沸いたがよ。
さて18時半過ぎにゃあ、いよいよ「楽しむ会」の開会ながやき。
まずはワシから、司牡丹の社長としてと土佐学協会理事長として、ご挨拶。
続いては、日本名門酒会本部長の飯田社長さんからのご挨拶。
お次は酒米生産者の皆さんを代表して鳩オヤジこと島岡さんに、御礼金の贈呈をさいていただき、島岡さんにもちくとご挨拶いただいたがよ。
ほんで、松山酒販のジャイアン戸田こと戸田社長さんに乾杯のご発声をしていただき、「日土人」生酒で乾杯し、酒宴のスタートながやき。
ちなみに、えい酒米の基準のひとつに、タンパク含有量が少ないことが挙げられ、これが6%台になることを毎年の大きな目標にしちゅうがやけんど、今年の永田農法による窪川の山田錦は、タンパク含有量がナント全員の生産者が5%台やったっちゅうことで、こりゃ兵庫の特上山田錦を超える品質やっちゅうてもえいばあ、まっことスゴイことながよ!
15年間にわたる窪川の永田農法による山田錦栽培の歴史の中でも、こりゃあ初めてのことで、生産者の佐々木さんから「奇跡の出来映えや」っちゅうその発表があって、会場は大拍手に包まれたがやき。
ほんじゃきかしらん、その最高の山田錦を麹米に使うた今年の「日土人」は、搾ったばっかしの生の新酒やゆうに、荒々しさがのうて、こぢゃんとやわらこうて美しい味わいで、まっことレベルが高かったがよ。
これで精米歩合が70%らあて、ちくと信じられんほどながやき。
さて宴席にゃあ、「日土人」だけやのうて、もちろん司牡丹の様々なお酒や仕込水もズラリ。
皆さん、アッちゅう間に馴染み合うて和気あいあい。
こぢゃんと飲んで食べて語り合うて、ガンガン盛り上がっていったがよ。
後半にゃあ座席もグジャグジャに移動しまくり、あちこちで笑顔が弾け、まっことこぢゃんとえい雰囲気の会のまんま、無事お開きとなったがやき。
ご参加ご協力いただきました様々な団体・個人の皆さん、まっことありがとうございました!
お陰様で3年目の「日土人」も無事船出となりましたぜよ。
司牡丹・永田農法純米生酒「日土人」は、3月中旬ばあから、四国四県の約20店の日本名門酒会加盟酒販店さん限定にて発売されますきに、楽しみにお待ちくださいや!
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司牡丹酒造株式会社