2011年03月10日

「SAKE HALL HIBIYA BAR」スタッフさん酒蔵見学研修ぜよ!

 3月8曰(火)は、昨日のブログの続きで、「曰比谷Bar」(http://www.hibiya-bar.com/)さんが来月銀座に日本酒カクテル専門の「SAKE HALL HIBIYA BAR」(サキ ホール ヒビヤ バー)をオープンするがやけんど、そのスタッフの方2名が、司牡丹に酒蔵見学と研修のために来られたがやき。


 まずは前夜が遅かったもんやきお疲れやろうっちゅうことで、ちくと遅めの8時15分にホテルのロビー集合にしたがよ。


 ほんで、「SAKE HALL HIBIYA BAR」の高見店長さんと伊東さんのお2人を車に乗せて、一路佐川の司牡丹本社へ。


 9時過ぎばあに司牡丹に到着し、まず最初は急いで昔ながらの酒を搾る道具「酒槽(さかふね)」んところに行ったがやき。


 実はこの前々日から、精米歩合35%の最高ランクの純米大吟醸酒が「酒槽」に乗っちょって、この日の9時半から10時半の間ばあに搾りが終了するっちゅうて聞いちょったき、是非お2人に「酒槽搾り」を見せちゃりたいと思うて急いだがよ。2011.3.10酒槽搾り




 何とか間に合うて、「槽口(ふなぐち)」からはチョロチョロと貴重な大吟醸の雫がたれてきゆうがを見ることができたがやき。


 この滅多に見れん光景に、お2人とも大感動。


 さらにその搾られたばっかしの純米大吟醸しぼりたて生原酒を味おうていただきゃあ、こぢゃんとフルーティな芳香と豊かでかつフレッシュなめらかな味わいに、お2人ともまたまた大感動ながぜよ。


 続いては、酒蔵見学の通常パターンにもどり、まずは「酒ギャラリー ほてい」にて、「司牡丹・吟醸酒ができるまで」のビデオをご覧いただいたがよ。


 ほんで、司牡丹の玄関前で「酒林」見学。2011.3.10酒林



 「栄える」に通じるき縁起がえいとされる酒林の下で伊東さん、はいポーズ!


 続いては、江戸時代末期、約180年ばあ昔建造の白壁の貯蔵ぐらを見学ながやき。


 1升瓶5000本ばあ入るホーローの貯蔵タンクに抱きつき、ご満悦の伊東さんながよ。貯蔵タンクに抱きつく伊東さん



 その後は、酒槽から酒袋を取り出す作業の見学をしたがやき。酒槽の中の搾り終わった酒袋酒袋を取り出す












 2日ばあかけてゆっくり搾られ、ペシャンコになった酒袋が、次々と取り出されたがよ。


 こん時の酒袋の香りが、これまたフルーティで芳しいこと!


 お次は、新蔵「平成蔵」で最新の醸造設備を見学し、続いてボコボコ発酵しゆうモロミを見学、さらに大吟醸のモロミも見学して、そのこぢゃんとフルーティな香りにお2人とも大感激ながやき。


 ほんで再び「酒ギャラリー ほてい」に行って、お待たせしましたの試飲タイムながよ。2011.3.10「ほてい」で試飲



 前夜の酒も何のその、お2人ともシッカリ10種類以上の試飲をされ、ニコニコ笑顔ながやき。


 ここでちょうど12時になって、昼食タイム。


 鰻料理の名店「大正軒」(高岡郡佐川町甲1543 TEL:0889-22-0031)さんにて、浅野杜氏も交えて4人で昼食ながよ。


 ここでも、ウザクをツマミに昼間っからちくと司牡丹をいただき、ほろ酔い気分。


 その後は、再び「酒ギャラリー ほてい」に戻り、「SAKE HALL HIBIYA BAR」さんの日本酒カクテルやお料理の画像を見せていただいたがよ。


 ほんで、8年ばあ前の司牡丹創業400年記念の時にテレビ高知で放映された30分番組、「高くかほらめ のちの世までも」(〜司牡丹・中興の祖・竹村源十郎〜)をご覧いただき、時刻は14時過ぎのタイムリミット。


 司牡丹の山岡常務の車で、高知龍馬空港までお送りさいてもうたがやき。


 こうして1泊2日の「SAKE HALL HIBIYA BAR」高見さんと伊東さんの、土佐の酒文化研修&司牡丹酒蔵見学研修は、無事終了したがよ。


 高見さん、伊東さん、2日間連れ回してしもいて、まっこと申し訳ございませんでした。さぞお疲れやったことですろう。ありがとうございました。


 あと1ヶ月後の、「SAKE HALL HIBIYA BAR」4月7日のレセプションと8日のオープンを、こぢゃんと楽しみにしちょりますきに!ロゴ














土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社




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この記事へのコメント
拝啓 司牡丹酒造様 竹村社長様

 先日は大変お世話になり、誠に有難う御座いました。
 ご挨拶が遅くなり、大変申し訳御座いません。
 今回の研修では、2日間という短い時間ではございましたが、大変勉強になりました。色々とお気遣いを頂き本当に有難う御座いました。竹村社長をはじめ、司牡丹酒造様、皆様の酒造りに対する想い、そして初めての高知県ではございましたが、お世話になりました皆様のあたたかい心遣いに、高知県のあたたかい土地柄を肌で感じ、そしてただ美味しいや楽しいだけで無く、それを支える全ての物がひとつである事、そんな土地柄が酒造りにも生きている事をを滞在中に感じる事が出来ました。
 私自身、司牡丹と高知県のの大ファンになりました。
 そんな皆様の想いを必ずSAKE HALLで私達の言葉で伝えてゆきたいと思います。
 今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
 最後になりましたが、地震の被害は大丈夫で御座いましたでしょうか。ブログを拝見させて頂きました。
 これからも美味しい酒造りを楽しみにしております。

SAKE HALL HIBIYA BAR   店舗責任者 高見
Posted by SAKE HALL 高見  大 at 2011年03月12日 18:55
SAKE HALL HIBIYA BAR高見店長さん、コメントありがとうぜよ!
こちらこそ、高知での2日間は、開店準備でお疲れのところ、あちこち連れ回してしまいまして、まっこと申し訳ございませんでした。司牡丹の酒蔵だけやのうて、その背景にある土佐の高知の風土や文化や空気っちゅう部分を、ちびっとでも肌で体感していただきたいと思うて、あんなハードなスケジュールを強硬してしまいましたこと、お許しください。
そのへんは、しっかりと体感していただけましたようで、またそんなワシの気持ちもご理解いただけましたようで、まっこと心から感謝申し上げますぜよ。
開店準備も佳境でお忙しい毎日を送られゆうことでしょう。地震の被害らあも心配しちょります。高知でさえ津波で漁船が何十隻も転覆したばあですき。幸い司牡丹としちゃあ何の被害もなかったようなけんど、東北・北関東らあのお取引先様らあがまっこと心配です。
ともあれ、皆さんの被害が少ないことと、SAKE HALL HIBIYA BARが無事素晴らしいお店としてオープンされますことを、心よりお祈り申し上げますぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2011年03月13日 09:46