その中の「土佐御苑」(http://www.tosagyoen.co.jp/)さんにての「土佐のお座敷体験、土佐の酒肴」っちゅうイベントは、大阪からの団体のお客様らあが既に高知に来られちょった関係らあで、今さら中止にゃあできんっちゅうことで、ほんならこのイベントの収入の一部を被災地の義援金に回そうっちゅうことになり、開催することになったがよ。
そんな流れでの開催やきに、どうぞご寛容くださいや。
さてこのイベントは、高知市旅館ホテル協同組合と高知県酒造組合が共同で主催するイベントながやき。
まずはワシらあ高知県酒造組合のメンバーが18時前にゃあ集まり、土佐酒ブースをセッティング。
本来なら、3月21日(3、2、1、発射！)解禁の土佐宇宙酒を、この日だっけはちくとフライングを許可して、ご参加者だっけが堪能できるっちゅう趣向ながよ。
司牡丹からは「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)が出品されちょって、この日は18蔵中8蔵の宇宙酒が出品されちょったがやき。
さあ土佐酒ブースも準備万端、こぢゃんと美味しそうな土佐の肴もズラリと並び、さらにお座敷遊び用の「可杯(べくはい)」や「菊の花」用の杯や、お座敷芸用の「しばてん手ぬぐい」らあも、バッチリ準備されたがよ。
18時半過ぎにゃあ、約60名ばあのお客様がご来場。
まずは、「土佐御苑」さんの三代目横山さんが開会のご挨拶で、このイベントの収入の一部を被災地の義援金に回しますっちゅうて発表されたがやき。
けんど、開催するからにゃあ中途半端なこたぁせんと、トコトン楽しんでいただきますっちゅうて締め括られたがよ。
続いては、高知県酒造組合副会長、松尾酒造の松尾社長のご発声で、土佐酒で乾杯！
そっから後は、皆さん飲んで食べて、しばしご歓談ながやき。
19時ばあにゃあ、料亭「濱長」(http://www.k-hamacho.com/)さんから琴魚さんとカツヲさんの2名の芸妓さんが来られ、見事な舞を披露。
続いては、同じく「濱長」さんの「よさこい」踊り子隊が来られ、「よさこい鳴子踊り」の披露ながよ。
特に県外からのお客様は大悦びで、どちらも拍手喝采やったがやき。
19時半ばあにゃあ、会場も盛り上がり、皆さん土佐酒ブースにもドンドンお越しになり、18蔵の土佐酒をタップリご堪能されたがよ。
お酒もだいぶ入ったところで、さあいよいよ土佐のお座敷遊びながやき。
まずはコマを回して、当たった目の杯で飲むっちゅう「可杯(べくはい)」。
それぞれのテーブルで、高知市旅館ホテル協同組合青年部のメンバーが遊び方を伝授して、デッカイ天狗杯やひょっとこ杯が当たったっちゅうて、大盛り上がりになっちょったがよ。
お次は「はし拳」。
こちらは1対1で対戦する拳やき、舞台の上で希望者同士が戦い、マイクで声も拾うて、威勢のえい対戦に、会場も盛り上がったがやき。
続いては「菊の花」。
人数分の杯をお盆に伏せて、菊の花が入っちゅう杯を開けた人が、開いた杯の数ばあ飲むっちゅうオトロシイお座敷遊びながよ。
あちこちのテーブルで、沸いて沸いてこちらもこぢゃんと盛り上がったがやき。
ここで大阪から参加されたお客様が、フラダンスをご披露。
衣裳は普段着やったけんど、ダンスは本格的で、こちらも拍手喝采やったがよ。
ほんで20時半過ぎ、最後の締めは、やっぱし土佐のお座敷芸「しばてん踊り」。
横山さんが「しばてん手ぬぐい」を頭に被って舞台に登場し、お客様全員に踊り方をレクチャーし、みんなあで「チャッチャー」っちゅうて踊りまくったがやき。
こうして大盛り上がりのうちに、「土佐のお座敷体験、土佐の酒肴」は、無事お開きとなったがよ。
ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ！
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司牡丹酒造株式会社
