2011年03月17日

「がんばれ東日本」そして「がんばれ西日本」!

 新聞やテレビの報道を見るたんび、日に日に大震災の被害の甚大さが次々と明らかになってきて、まっこと言葉も出んがぜよ。震災関連の新聞


 あらためまして、亡くなられた方々のご冥福を謹んでお祈り申し上げ、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。


 また、被害は少のうても首都圏じゃあ、計画停電やら、交通網の混乱、物流の乱れ、ガソリン不足、モノ不足らあで都市機能は麻痺、大変なことになっちゅうようながよ。


 小売店の棚はスカスカ状態、飲食店らあも休業だらけ、社員の出社もまだ全員はムリっちゅう会社だらけっちゅう状態らしいがやき。


 また、原発の放射能漏れの事件で、防御のためのマスクを社員に配ったっちゅう会社もあるがよ。


 現状は人体に影響があるレベルやないらしいけんど、政府の発表が遅いきに、先手を打っちょくっちゅうことやろう。


 また、放射能は体の表面よりか体内被爆のほうが圧倒的に危険らしいきに、ちっとでも吸い込まんようにマスクをっちゅう意味ながやろう。


 これ以上原発の被害が進まんことを祈るのみながやき。


 まっこと、首都圏がこんな状況のまんま1ヵ月もおったとしたら、日本経済は大変なことになってしまうがよ!


 ワシも出張やお酒の会らあが、今月は全部中止になったがやき。


 また東北や関東の仲間の蔵元は、今んところ状況が分かったところにゃあ人的被害はなかったみたいなけんど、蔵に結構な被害があったくもあり、取引先酒販店さんにゃあ、まだ安否すら分からんくがいっぱいあるがよ。


 誰がどうなっちゅうか分からんまんま長いことおるっちゅうんが、これっぱあ不安なことやたぁ思わんかったがやき。


 皆さんのご無事と、被害が軽微なことを祈るしかないがよ。


 そんな時、ワシのお師匠さんの小阪裕司先生(http://www.kosakayuji.com/)が主宰する「ワクワク系マーケティング実践会」事務局から、ファックスレターが流れてきたがやき。実践会事務局からのファックスレター


 横浜の実践会事務局も、食器棚が倒れて食器が全滅したらしいがよ。


 後片付けらあ大変やっつろうけんど、皆さん何ごとものうご無事で、何よりやったがやき。


 けんど・・・ワシらあの仲間の会員さんは、福島原発の10km圏内にも、壊滅的な被害の南三陸町にもおられ、被災地全体にゃあ100名以上の仲間がおられるそうながよ。


 事務局からのレターにゃあ、こう書かれちょったがやき。


『祈って下さい。


そして、ワクワク系のミッションは、「自分にできることで誰かの役に立つ」。
お互い、自分の体の安全と心の安定を第一に、自分にできることを。


この災害からの全ての学びが、明日の日本に、世界に繋がるよう、互いに皆、頑張りましょう。』


 さらに「ご協力のお願い」の中に「主に西日本の会員さんへ」として、以下の文章があったがよ。


『東日本では、商品が入荷しない、キャンセルが相次ぐなどの悲鳴があがり、節電と従業員の安全の意味も含め、少なからぬ店が休業しています。


 放射能の恐れが拡大してからは一層、開いている店は混み、棚から商品が消えています。(特に、乾電池・懐中電灯・水・パン・米など)


 東日本が0地点に辿りつき、プラスへ動き始めるまで、日本をよろしく。


 「がんばれ東北」と違う意味で同じくらい、「がんばれ西日本」「がんばれ西日本ワクワク系商人」。』


 「日本をよろしく」、「がんばれ西日本」っちゅうフレーズが、まっこと心に、魂にグッときたがよ。


 ワシにゃあ、禅の世界でいう一転語になったがやき。


 まっこと、西日本に住んじょって、ワシゃあ何を勝手に意気消沈しちょったがやろう。


 東日本ががんばれん時にゃあ、ワシらあ西日本のもんががんばって日本を引っ張らにゃあ、いったい日本は誰が牽引するがぜよ!


 土佐のちんまい酒蔵の分際で、日本を語るらあおこがましいけんど、そんなちんまい会社やち、西日本の会社のみんなあがここで踏ん張りゃあ、それなりの大きい力になるはずながよ!


 日本酒業界にしたち、新宿の京王プラザ42階で、全国74社の蔵元のトップが3月11日の震災を体験したっちゅう意味は、「日本の歴史と共にある日本酒を、早う何とかせんか!」っちゅう天からの合図かもしれんがやき。


 ともあれ西日本は、東日本から「日本をよろしく」と、いま託されちゅうがぜよ!


 西日本の会社のみんなあが、「自分にできることで、今の日本の役に立つ」ことをすりゃあえいがやき!


 ファックスレターにゃあ小阪先生の文章もあり、こう書かれちょったがよ。小阪先生からのメッセージ




『そしてこのような状況だからこそ、
みなさんにお願いがある。
商売ができる環境にいる人は、
元気に商売をしよう。


第2次大戦の後でもそうだったように、
気持ちが萎縮した一時期を過ぎれば、
また人々は、生き伸びるためだけでなく、
心の豊かさのためにも消費を始めるだろう。


だから、商売ができる環境にいる方々は
最大限、元気に商売をしよう。』(抜粋)



 がんばれ、東日本!そして、がんばろうぜよ、西日本!






土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



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この記事へのコメント
地震から明日で一週間、ご無事で高知へ戻られたこと、本当によかったです。
酒蔵さん方も被災なさってお酒の業界の方々も大変でいらっしゃることでしょう。
私が酒飲みだからでしょうか。避難所にも茶碗に一杯くらいお酒があってもいいのじゃないか、なんて思うのは不謹慎なんでしょうか。狭い、寒い、物資がないという状況ではせめて夜、一杯くらい飲んでほっとしたいと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。なんでも我慢、では本当にストレスだらけになってしまいますものね。
Posted by 高山みな子 at 2011年03月17日 15:38
高山さん、コメントありがとうぜよ!
ワシのことよりか、高山さんくは大丈夫かよ?大切なガラス作品らあが割れちゃあせんろうか?
いまは西日本も、高知でも、自粛ムード一色で、とても酒を飲むような雰囲気やないがやき。当然かもしれんけんど、これが西日本であんまり長いこと続いたら、西日本の経済状態も悪うなって、東日本を助けるどころやのうなってしまいそうで心配ながぜよ。
Posted by 竹村昭彦 at 2011年03月18日 07:19
仙台市宮城野区に勤めています。
震災直後、『津波がくるぞ!』と慌てて逃げました。
幸い、自宅は山沿いなので被害はなく、会社も800m手前で止まりました。

お酒とは無関係な車業界ですが、被害から逃れた分『自分達が頑張らなくちゃ』と直後から頑張ってきましたが、1ヶ月半が過ぎて、一向に落ち着く様子もなく、疲ればかりが溜まって色々投げだしたくなったりしていました。

そんな時、こちらのブログでの『日本をよろしく』をみて涙が出ました。

ありがとうございます。

もうしばらく、ゆっくり頑張ってみます。
Posted by 仙台より at 2011年04月28日 09:43
「仙台より」さん、コメントありがとうぜよ。
まずもって大震災のお見舞い申し上げます。
直接自宅にも会社にも被害がなかったたぁいえ、仙台にお住まいのご苦労は、西日本に住みゆうワシらあにゃあ計り知れん大変さやろうとお察しいたします。
ワシの仲間の蔵元の「一ノ蔵」さん「浦霞」さんらあも被災され、大変な中で粛々と仕事を続けられゆう姿は、まっこと敬服しちょります。
「日本をよろしく」と託されるばあのこたぁ大してできんかもしれんけんど、ここで頑張るがはワシらあ西日本のもんに任せて、あんまりムリして頑張らんとってつかあさい。またみんなあが笑顔で暮らせる日が、一日も早う訪れますよう、心からお祈り申し上げますぜよ。
Posted by 竹村昭彦 at 2011年04月28日 20:46