2011年04月02日

幸せの言の葉〈460〉

「未来は決まっちょってその流れにうまいこと乗ったら成功する、そんなことやのうて、未来たぁ自分が決めて、そうなるように自ら手繰り(たぐり)寄せるもんぜよ。」


今回の言の葉は、誰か特定の人物が言うたもんとかやのうて、これまで長年ワシが読んだ書籍や聴いた話らあが、ワシの中でたまって、発酵して、熟成する中から生まれてきた、そのイメージを言の葉にしたもんながよ。


時代の潮流を読むこたぁ、確かに大切かもしれんがやき。


けんど、そんなことばっかしやって、それで未来を予想して、「たぶんこうなるろうき、ほいたらこうすりゃあ成功するろう」みたいな、そんなイメージだっけじゃあ、ホンマの明るい未来らあて切り拓けんがやないろうか。


まっと自分の体内の奥底からにじみ出してくるような、全身全霊で熱望しちゅうような理想の未来を、それが時代に合うちゅうかどうかとか、実現可能かどうかとか、そんなこたぁ一切関係のう、真剣に心底求めちゅう未来を、必ず実現するとまずは心に決めることながよ。


まずは、求めにゃあ授からんがやき。


ほんで、そんな自分の魂の奥底にある理想の未来を、できるだけリアルに具体的にイメージしたら、そこに向こうて、銛(モリ)を打ち込むがよ。


その銛にゃあ、ロープがついちゅうがやき。


ほんで、そのロープを自分の両手を使うて、自分のところまで手繰り(たぐり)寄せることができりゃあ、その未来は実現できるっちゅうことながよ。


けんどそのロープは、荒縄ながやき。


手繰り寄せろうとするその両手にゃあ、血がにじむがよ。


途中でその手を放しとうなることもあるかもしれん。


しんどいかもしれん、時間がかかるかもしれん、困難があるかもしれん、アクシデントがあるかもしれん、周囲の反対もあるかもしれん・・・。


けんど、その未来を信じて、決してあきらめんと、うまずたゆまず手繰り寄せ続けよったら、そりゃあ必ず実現できるもんながぜよ!




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