『「私は、大丈夫、乗り越えられん試練はない、そのために、数多くの人たちが、おる」と自身に語ってください。』(堀之内高久)
阪神淡路大震災における支援らあのご実績がある、臨床心理士・堀之内高久先生の言の葉ながよ。
堀之内先生は、安全、安心、そして最も大きいもんが「安定」じゃとおっしゃるがやき。
○○の安全、
○○の安心、
○○の安定、
と、○○のなかに状態に応じて言葉を入れるがやと。
優先順位は、各人異なるがよ。
ほんで、最も重要なことは、自身の「安定」じゃとおっしゃるがやき。
さらに、安定のためにひとりでできる「抱きしめワーク」をご推奨されるがよ。
不安が出たら、枕を両手で抱くがやき。
抱きしめるようにして、腕を交差させるがよ。
ほんで、右手、左手、と交互に動かして、腕の辺りをやさしゅうトントンとたたくがやと。
子どもをあやすように。
これを40回以上行うがやき。
ほんで、腹式呼吸をするがやと。
涙が出ることもあるろうけんど、流し続けましょうっちゅうがよ。
ほんで、自分に言い聞かせるがやき。
「私は、大丈夫、乗り越えられん試練はない、そのために、数多くの人たちが、おる」と自身に語ってくださいっちゅうがよ。
枕がない場合は、衣服を丸めてやったちえいがやと。
これがまっこと安定化に有効で、抜群に効果があって、すぐに効果が出る、「抱きしめワーク」やっちゅうがやき。
尚、まっと詳しゅう知りたい方は、神田昌典先生の株式会社アルマクリエイション(http://www.almacreations.jp/ )のホームページより、堀之内先生のインタビューを聴くことができるがよ。
「あなたは、ひとりじゃない 〜震災後の心理的被害を食い止めるために〜」(http://www.almacreations.jp/seminar/news/20110315.html )。
ちなみに収録内容についちゃあ、ご家族・同僚・友人の安全が確保されちゅうことを前提に、ご参考にしていただきたいっちゅうがやき。
また、このインタビュー音声や内容は、著作権で保護されちゅうけんど、堀之内先生のご厚意により、無料でお聴きいただけるほか、必要な方にご自由にご活用いただくことができるがやと。
堀之内先生、神田先生、ありがとうございますぜよ!