2011年05月04日

幸せの言の葉〈471〉

『消費社会は、もはやまったく新しい時代に突入しちゅう。けんど、まだまだ多くの企業にゃあ、まったく見えてない、解決せにゃあならん重大な問題があるがよ。そりゃあ「人にフォーカスしてない」、「価値創造を実現できてない」、「消費現象をシステムとしてとらえてない」っちゅう三点ながぜよ。』(小阪裕司)


4月28日(木)のブログでもご紹介さいてもうた、4月25日(月)の小阪裕司先生(http://www.kosakayuji.com/)の東日本大震災支援・チャリティ講演会での言の葉ながよ。


演題は、「今、この時だからこそビジネスパーソンに伝えたいこと」(〜これからの消費の読み方と商工業が元気になる具体的手立て〜)。


小阪先生は、もはや消費社会はまったく新しい時代に突入しちょって、その流れは震災によってさらに加速度がつくっちゅうがやき。


けんど、まだまだ多くの企業にゃあ、まったく見えてない、解決せにゃあならん重大な問題があるっちゅうがよ。


ほんでそれらあこそが、なんでビジネスがうもうイカンがかの理由やっちゅうがやき。


まず一つめは、「人にフォーカスしてない」っちゅうこと。


いまだに多くの企業が、売上は商品がつくると思うちゅうみたいなけんど、そりゃあ間違いで、売上をつくるがは「お客様の行動」じゃっちゅうがよ。


お客様が財布を開けて、商品やサービスを購入するっちゅう行動を起こして初めて、売上は上がるがやき。


ほいたらビジネスは、商品やサービスにフォーカスしよったらイカンがよ。


人にフォーカスせにゃあ、うもういくはずはないがぜよ。


二つめは、「価値創造を実現できてない」っちゅうこと。


そもそも「価値」たぁ何かっちゅうたら、お客様の頭の中にだっけあるもんながやき。


商品そのものに絶対的な価値が存在しちゅうっちゅう前提は、もはや捨てにゃあイカンっちゅうがよ。


お客様の頭の中で生成されん限り、価値はないもんと一緒ながやき。


つまり「価値創造」たぁ、お客様の頭の中に価値を生成するためのアプローチで、どんな商品やサービスを、どんなふうにお客様に伝えりゃあ、どのような価値が生まれるかっちゅうことながよ。


三つめは、「消費現象(=「売れる」っちゅうこと)をシステムとしてとらえてない」っちゅうこと。


小阪先生は、「ビジネスたぁ血の通うたシステムじゃ」っちゅうがやき。


つまり、ある商品が売れたっちゅうことは、様々な要素がつながって、相互に作用し合うて、「売れる」っちゅう出力や「収益」っちゅう出力が成されるっちゅうことながよ。


消費をシステムとしてとらえりゃあ、例えば「既存客に対するフォローをせん」っちゅうことは、システムの大事な回路が一部つながらんことになるき、「収益」っちゅう出力が減るっちゅうことが、はっきりと理解できるようになるっちゅうことながやき。


小阪先生は、システムの設計と運用を誤ることのう、まずは個々の要素を詰めるよりか、全体を整えることが大切やっちゅうがぜよ。



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