2011年07月13日

ワクワク系・京都場立て会「坂本龍馬と奏でる祇園祭り」ぜよ!

 7月10日(日)は、京都府京田辺市の京料理「以真」(http://r.gnavi.co.jp/ka0d600/)さんにて、「ワクワク系マーケティング実践会」(http://www.kosakayuji.com/)の京都場立て会として、「坂本龍馬と奏でる祇園祭り」(以真の京料理と司牡丹の夕べ)が開催されたがぜよ。以真



 ワシのマーケティングのお師匠さん小阪裕司先生(http://www.kosakayujilab.com/)が主宰する「ワクワク系マーケティング実践会」は、全国に様々な分野の会員さんがおられ、全国各地で「場立て会」っちゅう仲間の集いが開催されゆうがやけんど、今回はその京都での場立て会をお手伝いすることになったがやき。


 「ワクワク系マーケティング実践会」の「2004年度グランプリホルダー」でもある浜松の大村屋酒店(http://oomuraya.hamazo.tv/)久米さんは、最近「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp/)にも加盟され、ウチの「船中八策」らあをこぢゃんと販売していただきゆうがやけんど、その久米さんが「以真」の中村さんから相談を受け、ワシと久米さんの2人で場立て会をお手伝いさいてもらうことになったっちゅう訳ながよ。


 さて、ワシゃあ東京から15時過ぎばあに「以真」さんに到着、久米さんは浜松から16時前ばあに到着し、中村さんとちくと打ち合わせしたがやき。


 メールや電話らあで、実は打ち合わせはだいたい済んじょったき、既に準備は万端やったがよ。


 ワイングラスもばっちり購入されちょって、お酒やお料理のメニューも手作りで見事に仕上げられちょって、そのへんはサスガ2010年度準グランプリホルダー(「2月17日」のブログ参照)ながやき。2011.7.13テーブルセッティング



 実はこの前日も、一般のお客様向けに同じメニューで「京料理と司牡丹の夕べ」を開催されちょったがやけんど、アンケートを見せていただいたら、大好評やったみたいで、嬉しい限りながよ。


 さて、後は料理の準備やっちゅうことで、気合いを入れて調理に打ち込む中村さん。調理中の中村さん



 開会時間の18時にゃあ、16名の仲間が集まり、まずは「以真」店主の中村さんから、開会のご挨拶ながやき。2011.7.13開会ご挨拶













 ほんで、ワシから「土佐宇宙酒」の説明をさいてもうて、「スターウォーズ」のBGMと共に久米さんが「土佐宇宙酒」を持って現れ、皆さんにお酒を注いでいったがよ。宇宙酒を注ぐ久米さん宇宙酒を注ぐ久米さん2













 一気に皆さんが和んだところで、「土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」で、夢を唱えもって、みんなあで乾杯したがぜよ。


★食前酒:「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」(純米酒)2011.7.13宇宙のパワーで夢を叶える純米酒


クセのないスッキリした味わいは、食前酒に少量いただくことで、食欲をそそらせる効果があるがやき。


★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)

●先附:鱧小袖寿司、茄子雲丹添え、万願寺青唐、蛸と蓮芋の梅酢ジュレ、鴨ロース、ズッキーニ
先附先附と封印酒












 祇園祭りをイメージした「先附八寸」の容器は、まっことこぢゃんと期待感があおられるがよ。


 見た目も美しゅうて、期待以上に中身も美味いこと美味いこと!


 特に「蛸と蓮芋の梅酢ジュレ」の酸味と旨みのバランスは絶妙で、「封印酒」の優しい吟醸香とやわらかな味わいのバランスと、見事にマッチするがやき。


 また、日本酒をワイングラスでいただくっちゅうだけで、こんなにも香りや味わいのイメージが変わるっちゅうことに、皆さんびっくり感激やったがよ。


★「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)

●椀盛:鱧鍋 冬瓜、葱、湯葉、占地、水菜
日本を今一度〜と鱧鍋


 この鱧鍋のお出汁がウマイことウマイこと!


 鱧の旨みが野菜の旨みや鰹節・昆布の旨みらあと融合して、まっことこの美味しさは天にも昇るよう感覚ながやき!


 そこに「日本を今一度〜」を合わせりゃあ、超辛口の味わいが、出汁の後口をサラリと切ってくれ、またもう一口食べとうなるがよ。


 ほんでまた一口食べりゃあまた一口飲みとうなる、一口飲みゃあまた一口食べとうなる・・・ちゅう具合に、箸も杯も止まらんなるがぜよ!


★「司牡丹・本醸造零下生酒」(本醸造生酒)

●造り:伊佐木、生鳥貝、天使の海老
本醸零下生と造り


 夏が旬の伊佐木、鳥貝のナチュラルな甘みが、この酒のフレッシュ爽やかな味わいで、一層膨らみを増し、美味しさ倍増ながやき。


 やっぱし刺身は日本酒、夏の旬の刺身は、生酒しかないがぜよ!





★「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)

●造り:鱧焼き霜 塩と山葵で 酢橘
鱧に焼きを入れる
船中・零下生と鱧焼き霜











 ちくと厨房を覗いたら、中村さんがまっこと真剣な表情で、鱧に焼きを入れよったがよ。


 まっこと料理しゆう姿は、こぢゃんとカッコえいがやき。


 この姿を見せちゃりゃあ、彼女らあてスッとできるろうにのう!


 ・・・さてお次は、お待たせしましたの、「船中・零下生」と「鱧焼き霜」ながよ。


 焼き目を入れた鱧を、塩と山葵と酢橘だっけでいただくらあて、初体験やったけんど、これがまっこと美味いこと美味いこと!


 鱧本来の持っちゅう繊細な旨みと上品な脂が、焼きで芳ばしさが加わり、さらに塩と山葵の辛みと酢橘の酸で、さらにググッと引き立つがやき。


 そこに「船中・零下生」をキュッと・・・。


 おぉっ!この酒の爽快な旨みが加わって、さらに料理の美味さが口中いっぱいに膨らみを倍増さいて、後口は潔いばあスパッとキレるがよ!


 あぁ、その消えていく美味さを思わず追いかけとうなって、また一口食べては飲み、飲んでは食べ!


 アッちゅう間に、鱧も酒も、カラになってしもうちょったがやき!


 こりゃまっことタマラン美味しさぜよ!


★「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒・純米」(純米生酒)

●焼物:鮎骨抜き焼き 骨煎餅 花茗荷 大葉酢
零下生純米と鮎骨抜き焼き零下生純米と骨煎餅



 これまた鮎と生酒っちゅう、夏の王道、絶妙の組み合わせ!


 まずは骨煎餅の芳ばしい旨みに感動し、生酒をクイッ!


 くぅぅぅ〜〜〜っ!タマラン!


 清流の旨みが、一層酒で膨らみを増して、五臓六腑に沁みわたっていくがよ!


 お次は鮎骨抜き焼きを、タデ酢ならぬ大葉酢で。


 大葉酢の蒼い風味と酸味が、鮎の清流の旨みと見事にマッチして、さらにこの酒のなめらかな旨みが、一層心地良さを倍増さいてくれ、まっこと夏の清流の河原の風景が、脳裡に浮かんでくるようながやき!


★「山廃純米かまわぬ」(山廃仕込み純米酒)

●焼物:鰻西京焼き 針葱 山葵
かまわぬと鰻西京焼き



 ここで、ちくとパターンを変えた組み合わせ。


 これまでは夏らしゅうスッキリ系の酒で来たけんど、シッカリ系のコクのある山廃純米酒をあえて常温で、鰻に合わせるがよ。


 鰻の西京焼きの幅のある旨みが、この酒の酸味とコクに見事に調和して、様々な味わいの構成成分を全て融合さいたような味わいを口中で膨らませ、いつまでもたなびいていくがぜよ!


 あぁ、日本人に生まれて良かった!


★「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸酒」(純米大吟醸原酒)

●温物:蓮根まんじゅう 甘鯛 三度豆 山葵餡掛け
酒槽搾り純米大吟醸と温物


 ここに来てこう来るかっちゅう、ニクイ組み合わせ!


 蓮根や甘鯛のやさしい甘みが、山葵餡でトロミと旨みを増し、シンプルながら上品でナチュラルな美味しさが口中で広がるがやき。


 そこにワイングラスで大吟醸!


 フルーティかつ風格ある香りと豊かな味わいの調和は、まさにファンタスティック!


 この組み合わせで、お互いがお互いの格をさらに一段高め合うようながぜよ!


 このあたりで時間は2時間経過の20時になって、新しゅう4名の方々が加わって合計20名にて、あらためての2次会の開会ながよ。2011.7.132次会風景



 2次会の乾杯のご発声は、2008年度グランプリホルダーの「家具のサワキ」佐脇社長。佐脇社長乾杯ご発声2次会風景2














 小阪先生が選んだっちゅうド派手なジャケットが、意外に似合うちゅうがやき。


 その後は、久米さんが送ってくださった「三方原ポテトチップス」や「酒盗」らあをツマミもって、さらにみんなあで酒を酌み交わし、アツうに語り合うたがよ。三方原ポテチ2011.7.13ポテトチップス



 既にみんなあ立派な酔っぱらいなもんやき、ミョーに盛り上がること盛り上がること!



 特に久米さんがハイテンションで、グイグイと場を引っ張っていくがやき!


 そんな盛り上がりも最高潮に達した頃、2次会からの参加者分も、ご飯と味噌汁と漬け物が出され、これまたホッとする美味しさ!ご飯、味噌汁、漬け物



 さらに全員分のデザートまで出されたがよ。


 まずは「抹茶のムース」。抹茶ムース



 このトロリとした控えめの甘さが心地えいこと!


 続いては、海外でも大人気の「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)を、エスプーマっちゅう道具でムース状にして、桃の上にかけたデザート、「桃の山柚子搾りリキュールエスプーマ仕立て」が登場!桃にエスプーマを注ぐ桃の山柚子リキュールエスプーマ仕立て



 お客様の目の前で、中村さんが柚子リキュールのエスプーマをかけりゃあ、皆さん大悦びながやき。


 桃の甘みに山柚子搾りの爽やかな酸味がムース状になってまとわりついて、この独特の食感は何ぜよ、まっこと美味いこと美味いこと!


 このデザート一発で、どんな女の子やちイチコロぜよ、中村さん!


 そっから後は、さらに久米さんが暴走しはじめ、「中村さんのご挨拶!」を何度も連呼!中村さん何度目かのご挨拶



 真面目な中村さんはそれに全部応えて、何度も何度もご挨拶されよったがよ。


 しゃべりが苦手な中村さんに、ちっとでも上手になってほしいっちゅう、久米さん流の愛情表現やき、どうぞ許いちゃってくださいや。


 もうお料理も作らいでえいようになった終盤にゃあ、中村さんもちったあリラックスしだいて、佐脇さんのド派手なジャケットを着て、アロハのデビル久米と一緒に「はい、チーズ!」。久米さんと中村さん



 中村さん、2人で並んだら、まるでハワイの人さらいぜよ!


そんなこんなで後半は、落ち着いた京料理屋のイメージをぶち壊すような大盛り上がりで、23時過ぎ、ようやくお開きとなったがやき。


 締めにゃあ、中村さん兄妹と、お手伝いの多田さんもご挨拶。中村兄妹と多田さん



 皆さん、素晴らしいひと時を、まっことありがとうございました!


 こぢゃんと長時間にわたってワシらあに素晴らしい場をご提供いただき、感謝感謝ながよ。


 ご参加いただきましたワクワクのメンバーにゃあ、日本酒の真の楽しさと豊かさ、京料理の真の美味しさと奥深さ、そして仲間との酒を酌み交わしもっての宴席の素晴らしさが、しっかりと伝わったことやろうと感じたがやき。


 まさに「以真」の、「ことば以上の真心で向き合い、至福の時間を共に過ごす」っちゅうコンセプト、そのまんまぜよ!





土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


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この記事へのコメント
すごく美味しそうなお食事ですね!!
Posted by mana at 2011年07月13日 21:12
manaさん、コメントありがとうぜよ!
おいしそうなやのうて、ホンマにおいしいがぜよ。ちくと遠いけんど、京都から近鉄急行で20分ばあの新田辺駅から徒歩1分やき、ワシがご紹介しますきに、是非機会があったら行ってみてくださいや!
Posted by 竹村昭彦 at 2011年07月13日 22:28