2011年08月06日

幸せの言の葉〈499〉

「すべての人間は、その人の最高の瞬間によって評価される資格があるがぜよ。」(ラルフ・ワルド・エマーソン)


19世紀アメリカの思想家・哲学者・作家・詩人、エマーソンさんの言の葉ながよ。


誰やち、えいときもありゃあ悪いときもあるがやき。


もし最悪のときに人間が評価されたら、世の中最低の人間だらけになるがやないろうか。


どんな素晴らしい人にやち最悪のときがあるように、どんなイヤなヤツにやち最高のときがあるがよ。


もし、最低の人間がおったとして、その人の最高の瞬間しか見たことがなかったら、誰っちゃあその人を最低の人間たぁ思わんがやき。


けんど、そりゃあ偽りの姿でも何でものうて、一面真実の姿ながよ。


結局、人の潜在能力を信じることができるかどうかっちゅうことを、エマーソンさんは言いたいがやないろうかのう。


人の欠点ばっかりが目につくかもしれんけんど、人の悪いところばっかり見よったち、何ちゃあえいこたぁないがやき。


どんな人にやち、素晴らしい潜在能力は潜んじゅうがやき、それを信じて、それを見つめて、それをもって人を評価したいもんじゃのう。


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