2011年08月15日

幸せの言の葉〈503〉

「すべての学問は人間交際のためにあるがぜよ。」(福澤諭吉)


あの「学問のすすめ」を著し、近大日本の「知」を創造した巨人、福澤諭吉さんの言の葉ながよ。


そんな学問の神様みたいな方が、すべての学問は人間交際のためにあるっちゅうて断言するがやき、こりゃあ重いがぜよ。


ワシらあはいったい何のために学ぶがか?


その疑問に対する答えが、人間交際のためやっちゅうがやきまっこと明快ながやき。


学ぶことによって知識の幅が広がりゃあ、人との出会いの幅も広がるがよ。


出会いの幅が広がりゃあ、そりゃあ自分の可能性の幅を広げることにもなるがやき。


可能性の幅が広がりゃあ、その人は成功する可能性も高うなり、成功すりゃあ世の中の役に立つ・・・。


そんな流れを福澤さんは考えたがやないろうかのう。


ほんじゃき、学ぶために学ぶ、社会的視点を無視した学問のための学問を、福澤さんはホンマの学問たぁ考えんかったがやろう。


何のために学ぶがか、何のために働くがか・・・そんな根本的な問いを、いま一度自らに問いかけてみろうぜや。



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