昨日の9月1日(木)の晩は、ウチの専務が釣った四万十川の鮎をもろうたき、「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)で晩酌したがやき。
ワシゃあ仕事柄ソトノミが連日連夜やき、実は家じゃあまずほとんどアルコールは飲まんがよ。
ワシのこのブログをご覧いただきゆう方はご存じやろうけんど、まあここしばらく、ウチノミらあてしてないがやき。
けんど、美味しい四万十の鮎をもろうたとなりゃあ、話は別ながよ。
はっきり言うて、鮎の塩焼きやったら、日本酒飲むしかないがやき。
ご飯より、お茶より、ビールより、何より、そりゃもうゼ〜〜〜〜ッタイに日本酒しかないがよ!
それもキレのえい辛口の生酒がサイコーながやき。
ほんじゃき、「船中八策・零下生酒」ながよ。
塩を振って、ジックリと焼き上げた四万十の鮎は、まっこと見た目も美しいこと!
まずはこの見た目で1杯、「船中・生」をキュッと。
かぐわしい上立ち香、口中に膨らむやわらかな含み香となめらかな味わい。
それらあが一体となって一瞬さらに膨らみを増したかと思うたら、次の瞬間心地ようサラリとキレる・・・。
これぞ超辛口の純米生酒ながやき。
ほいたら早速、四万十の鮎をいただきますぜよ。
まずは、ちょうどブシュカンがあったき、今回はこれを上からギュッと搾りかけ、腹を破って、ハラワタと身と塩味の付いた皮を一緒にパクリ・・・。
くぅぅ〜〜っ!うまいぜよ!
やっぱ鮎は何ちゅうたち、このハラワタの苦味がサイコーながよ。
苦味の中にも、様々な風味や何とも言えん旨味が潜んじょって、獲れた河川の素性の良さは、この鮎のハラワタに一番ハッキリ現れるがやき。
そんなハラワタの苦味に加え、全体から漂うキュウリみたいな風味、身の旨味、皮の塩味、そこに今回はブシュカンの酸味も加わり・・・あぁ、これぞ鮎の塩焼きながよ。
そこに「船中・生」をキュッと・・・。
口中に残っちょった、ハラワタの苦味、身の旨味、皮の塩味、ブシュカンの酸味らあが見事に融け合うて、全ての味わいの構成成分が融合し、口中でフワリと膨らんだかと思うたら、次の瞬間潔いばあスパッとキレる・・・。
思わず、その消えていく味わいの膨らみを追いかけとうなってしまうがやき。
ほんじゃき、すぐにまた鮎を食べとうなって一口。
鮎を食べりゃあ、当然また「船中・生」が飲みとうなって一口。
食べたら飲みとうなり、飲んだら食べとうなり・・・。
もはや無心の境地に没入して、ひたすら食べる、飲む、食べる、飲む・・・を繰り返し、気がつきゃあ、鮎は2匹分がキレイに骨だっけに、「船中・生」は1合半ばあが減っちょったがよ。
ちょうどボッチリのホロ酔い加減・・・。
あぁ、夏の名残に四万十の鮎と「船中・生」・・・日本人に生まれて良かった、土佐人に生まれて良かったと、まっこと天に感謝しますぜよ!
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