「先入観を取り除くために、常に“なぜ”と自問せん者は、どれっぱあ勉強したち怠け者ぜよ。」(トーマス・フラー)
イギリスの神学者で警句家、トーマス・フラーさんの言の葉ながやき。
人間は誰やち先入観を持ってしまうもんながよ。
ほんで、何の疑問も持たんと先入観を持ったまんまでナンボ学んだち、その人は怠け者やとフラーさんは言うがやき。
なぜなら、ナンボ学んだち先入観が取り除かれんちゅうことは、学んだち変化がない、つまり進歩がないっちゅうことになるきながよ。
けんど、常に“なぜ”を自問しもって学びゃあ、先入観は常に取り除かれることになるき、その人は常に進歩していく人やっちゅうことながやき。
ただ漫然と学んだちイカンっちゅうことながよ。
下手に漫然と学んだら、先入観を常に強化することにつながりかねんき、頭の堅い融通のきかん、単なる知識人になってしまう可能性が高うなるがやき。
常に疑問をもって、“なぜ”を自問しもって学びたいもんじゃのう。
先入観を持ってしまうことは自体は、人間やきしょうがないことながよ。
そのことを理解した上で、その先入観を常にぶち壊し続けるような、そんな学び方をしたいもんながぜよ。