2011年09月04日

幸せの言の葉〈509〉

「先入観を取り除くために、常に“なぜ”と自問せん者は、どれっぱあ勉強したち怠け者ぜよ。」(トーマス・フラー)


イギリスの神学者で警句家、トーマス・フラーさんの言の葉ながやき。


人間は誰やち先入観を持ってしまうもんながよ。


ほんで、何の疑問も持たんと先入観を持ったまんまでナンボ学んだち、その人は怠け者やとフラーさんは言うがやき。


なぜなら、ナンボ学んだち先入観が取り除かれんちゅうことは、学んだち変化がない、つまり進歩がないっちゅうことになるきながよ。


けんど、常に“なぜ”を自問しもって学びゃあ、先入観は常に取り除かれることになるき、その人は常に進歩していく人やっちゅうことながやき。


ただ漫然と学んだちイカンっちゅうことながよ。


下手に漫然と学んだら、先入観を常に強化することにつながりかねんき、頭の堅い融通のきかん、単なる知識人になってしまう可能性が高うなるがやき。


常に疑問をもって、“なぜ”を自問しもって学びたいもんじゃのう。


先入観を持ってしまうことは自体は、人間やきしょうがないことながよ。


そのことを理解した上で、その先入観を常にぶち壊し続けるような、そんな学び方をしたいもんながぜよ。


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