9月4日(日)の晩は、予約の取れん大人気の日本料理店、西麻布「ラ・ボンバンス」(http://www.bombance.com/)さんにて、『「ラ・ボンバンス」司牡丹の会〈第12回・初秋〉』を開催したがぜよ。
引っ越して広うなった「ラ・ボンバンス」さんでの3回目開催の司牡丹の会は、相変わらずの人気で、27名のご参加者やったがやき。
まずはワシゃあ17時ばあにお店に到着し、お酒のグラスらあの打ち合わせ。
ちくと遅れて、主催者のきき酒師ココマリちゃんが、ママさん風のお着物で登場。
どっかの試飲会に参加しちょったらしゅうて、すでに結構な酔っぱらい加減やけんど、大丈夫やろか?
18時過ぎにゃあ、ぼちぼちお客様も集まりだいて、まずは仕込み水とウエルカムドリンクの「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)を召し上がっていただきもって、お待ちいただいたがよ。
★ウエルカムドリンク:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール):花冷え(10℃程度)
さあ開宴予定の18時半をちくと回ったころ、お客様も集られ、いよいよ開宴ぜよ!
まずは主催者のココマリちゃんからご挨拶。
続いてはワシからのご挨拶と、今回も沢山の高知野菜らあをご提供いただいたファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんもご参加いただいちょったき、ご紹介さいてもうたがよ。
ほんで、岡元料理長のご挨拶と乾杯のご発声。
夢を叶える、宇宙一乾杯にふさわしいお酒、「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)で乾杯して、さあスタートながやき!
★「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒):花冷え(10℃程度)
●「ノドグロのお刺身」
長崎さんくのリュウキュウ(ハス芋の茎)やブシュカン(高酸柑橘類)も使われちょって、ノドグロの旨みに酸味やシャクッとした食感らあも加わって、いきなり美味いこと美味いこと!
これが「宇宙龍」の華やかな香りとなめらかな旨みで、さらに美味さが引き立って、皆さんアッちゅう間にお酒も料理も平らげられちょったがよ。
★「司牡丹・本醸造ひやおろし」(本醸造生詰酒):涼冷え(15℃程度)
●「鱧(ハモ)のお椀」
ちくと厨房を覗いたら、お次の料理「鱧のお椀」の準備で、スタッフの方が鰹節を削りよったがやき。
お椀の鰹節に、こんな直前に削った削りたての鰹節を使うらあて、まっこと嬉しい限りながよ。
お椀のフタをあけた瞬間、柚子の風味がフワリと香り、焼きめの付いた鱧と椎茸の味わいが、まっこと絶品のお椀ながやき。
「司牡丹・本醸造ひやおろし」にゃあ、ほのかに柑橘類を思わせる含み香があるき、お椀の柚子の風味と見事にマッチして、美味しさ倍増ながよ。
まだ発売前の「ひやおろし」をいち早う味わえて、皆さん大感激ながやき。
★「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)
●「トウモロコシのムース」
「日本を今一度〜」をブルゴーニュの大ぶりのグラスに注ぎゃあ、酒の中からほのかにクリーミーな風味が立ち上がり、「トウモロコシのムース」のクリーミーな味わいとバッチリ!
こぢゃんと甘いサニーショコラっちゅうトウモロコシを使うちゅうらしいがやけんど、その濃厚な甘みを、超辛口の酒が爽やかに流してくれて、お酒も食も進むこと進むこと!
★「船中八策ひやおろし」(超辛口・特別純米生詰原酒):涼冷え(15℃程度)
●「いちじくの酒蒸し胡麻味噌クリーム 秋刀魚の焼きおにぎり 生ハム燻製チーズ巻きとフルーツトマト」
またまた発売前の、しかも日本名門酒会「ひやおろし番付」で連年西の横綱に輝く「船中八策ひやおろし」の登場に、皆さんこぢゃんと大悦び!
いちじくの胡麻味噌のまろやかさが、脂の乗った秋刀魚の旨みが、生ハムチーズの燻製の風味が、それぞれが見事にこの酒のリッチな味わいに絶妙に調和して、まっこと自然に笑顔になってしまうばあ、美味いがぜよ!
★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒):常温(20℃程度)
●「フォアグラソテーとトウモロコシの茶碗蒸し サマートリュフ」
ここで岡元料理長さんからサプライズ!
何とイキナリ炭火で松茸を炙りだいたがよ!
皆さん大悦びで拍手喝采、女性陣は写メを撮りまくりながやき。
しかも、岡元料理長さんが松茸を炙りゆうころ、厨房じゃあフォアグラとトリュフの料理が進行中。
さあいよいよ「ラ・ボンバンス」名物、「司牡丹・樽酒」とフォアグラ、トリュフ料理ながよ!
大きめのグラスに注がれた常温の樽酒の、森林浴を思わせる豊かな木の風味と、トリュフの木の子の風味が見事にマリアージュ!
常連の方々は「やっぱり最高!」と満面の笑みでうなずき、初めての方は驚愕の表情で感動の声を上げたがぜよ!
●サプライズ:「松茸の炭火焼き」
さらに松茸が登場すりゃあ、もう何ちゃあ言うことなし!
松茸の木の子の風味と樽酒の木の風味が、やっぱしばっちりマリアージュながよ!
★「司牡丹・黒金屋」(金賞受賞・大吟醸原酒):涼冷え(15℃程度)
●「賀茂ナスのみぞれおろし掛け」
ここでいよいよ、司牡丹の金賞受賞酒「黒金屋」が登場!
ボルドーグラスに注がれたその酒からは、芸術ともいえる美しゅうて華やかな芳香が立ち上がり、お客様も皆さんウットリながやき。
さらに華やかな含み香と比類ないばあまろやかに膨らむ深い味わいは、賀茂ナスと甘鯛のミゾレおろし掛けのナチュラルな旨みと、見事に至高の調和を成し遂げるがよ!
★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込み純米酒):ぬる燗(40℃程度)
●「地鶏の炭火焼き」
ベストのぬる燗の「かまわぬ」は、ドッシリした膨らみのあるコクが持ち味。
これが、ジワリと肉汁が沁み出す地鶏の炭火焼きと合わせりゃあ、「くぅぅぅ〜〜〜〜っっ!!」っちゅうてうなってしまうばあ、まっこと美味しいがやき!
★「司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし」(純米生詰酒):涼冷え(15℃程度)
●「鯛の小鍋」
お次も発売前の「純米ひやおろし」。
この酒の旨みの乗ったコクは、まっことダシのしっかり効いた鯛の小鍋とバッチリの相性!
リュウキュウの食感とブシュカンの風味が、まっことこぢゃんとえいアクセントながよ。
●サプライズ:「酒盗ジュース」
ここで岡元料理長さんから、またまたサプライズ!
これまた「ラ・ボンバンス」名物、「酒盗ジュース」ながやき。
ラストが近いに、ここでまたまたお酒が進むこと進むこと!
★「船中八策」(超辛口・特別純米酒):涼冷え(15℃程度)
●「野菜の一皿」
このあたりで、ホッとする組み合わせながよ。
高知から直送の、長崎さんくの白ウリは奈良漬けに、空芯菜はキンピラに、あとはナス、リュウキュウ、モロヘイヤ、小メロン等々。
これら野菜のナチュラルで活き活きした旨みが、「船中八策」と合わせりゃあ、一層彩りも膨らみも増し、後口は心地えいばあ爽やかにキレるがやき。
実は、2007年ミス・インターナショナル日本代表の高知県出身女優白田久子さん(http://ameblo.jp/shiratahisako/)もご参加くださっちょって、ジュニア野菜ソムリエでもあるっちゅうことで、長崎さんと2人で野菜の解説らあをしていただいたがよ。
また、ハーブの女王の異名を持つ長崎さんのバジルは今回お料理に使われんかったき、その香りばあでも皆さんに堪能していただこうっちゅうことで回したがやき。
写真は、ココマリちゃんがバジルの香りを堪能しゆう場面やけんど、何かキケンなニオイがするのう!
★「司牡丹・米から育てた純米酒」(永田農法・純米酒):常温(20℃程度)
●「太巻 しじみ汁」
白ワイングラスに注がれたこの酒の、生命力あふれる豊かな旨みが、太巻の米の旨み、しじみ汁の貝の旨みと見事に調和して、互いの美味しさを引き立て合うがよ。
★「源十」(純米大吟醸原酒・秘蔵10年以上大古酒):常温(20℃程度)
●「黒胡麻シャーベット 白いコーヒーのブラマンジェ」
さあ、締め括りは、またまた当会名物のベストマッチな組み合わせ!
古酒の練れた風味とコーヒーの風味や胡麻の風味が見事にマリアージュ!
デザートと日本酒の意外な組み合わせの妙に、皆さん大感激やったがやき!
こうしてアッちゅう間に4時間経過の22時半で、皆様の満面の笑顔とともに、無事お開きとなったがよ。
「ラ・ボンバンス」の皆様、ココマリちゃん、長崎さん、白田さん、そしてご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!
ほいたら最後に、皆様からいただきましたアンケートから、悦びの声をちくとご紹介さいてもうて、今回のブログを終了さいてもらいましょうかのう。
●バンザイ!!です。2回目の司牡丹、やっぱりさすがですね。次回も絶対参加です!!
●大満足。司牡丹さんの大ファンになりました。
●初めて日本酒がおいしいと思いました。また是非参加したいです。
●全てとてもおいしかったです。それは1つ1つのお酒がお料理とマッチしていたから。あまり好みではなかったものも、お料理とのマリアージュを合わせれば最高になる!
●お料理もお酒も文句なし!最高のおもてなしに大満足でした。
●美味は幸せ。
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司牡丹酒造株式会社