2011年09月24日

幸せの言の葉〈514〉

「人間は習慣の束ぜよ。」(デイヴィッド・ヒューム)


スコットランドを代表する哲学者・歴史学者・政治思想家、デイヴィッド・ヒュームさんの言の葉ながよ。


短い言の葉やけんど、まっこと考えりゃあ考えるばあ深い言の葉ながやき。


自分の1日を振り返ってみたち、ほとんどの行動が「習慣」やないかよ?


朝、目覚ましで起きるがも習慣、顔を洗うがも仕事に向かうがも、電話が鳴りゃあ電話に出るがも習慣、車の運転やち習慣で無意識に運転しゆうがよ。


そうやって考えていきゃあ、ほとんどの行動が習慣となっちゅう行動やと気づくがやき。


ほんで、習慣になってない行動は、経験の少ない新しいことやき、無意識じゃあできんし、ちくと苦労を伴うがよ。


けんど、その新しいことでも、それがいかに難しいことやったとしたち、経験を積んで習慣にさえなりゃあ、ほとんど無意識に、苦ものうできるようになるがやき。


例えば普通の人が、飛行機の運転をせえっちゅうて言われたち、そりゃこぢゃんと苦痛やし、そう簡単にできることやないろうけんど、それがパイロットやったら、ほとんど無意識に、鼻唄まじりで運転できるはずながよ。


これが習慣の力ながやき。


自分はどんなことを習慣にしちゅうか、いっぺんばあ考えてもうぜや。


それらあ自分の習慣が束になったもんが、自分っちゅう存在そのものながよ。


ほいたらこれから、どんなようない習慣をやめるぜよ?


どんな新しい、えい習慣をつくるぜよ?


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