昨日の10月3日(月)は、司牡丹平成23酒造年度の蔵人の皆さんが蔵に入って酒造りがスタートする、「蔵入り」やったがぜよ。
蔵人のみんなあと醸造部のみんなあが蔵に入り、まずは大掃除やら機械や道具類の整備や洗いやらで、半年ぶりに司牡丹の蔵は活気に満ちあふれたがやき。
16時半にゃあ蔵の会所場に蔵人と醸造部のみんなあが集まり、ワシや専務らあと、平成23酒造年度酒造りスタートのおめでたい宴会ながよ。
まずはワシからのご挨拶。
9月末が決算やったがやけんど、昨年は「龍馬伝」のお陰でこぢゃんとえい数字やったき、今年は数字的にゃあなかなか厳しいもんがあったがやき。
特に日本酒についちゃあ、昨年がこぢゃんと良かっただけに、かなり厳しい結果やったがよ。
けんど、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)は発売してから2年が経つに絶好調で伸び続けゆうし、また9月12日より出荷開始された「司牡丹・食べる酒粕」は、初回製造の1200個が5日で完売するなど、いくつかの新しい芽は着実に育ちつつあるがやき。
そしてこれらあは、日本酒からかけ離れた多角化商品っちゅうわけやないがよ。
「山柚子搾り」は日本酒ベースのリキュールで、ある意味「日本酒の新しい楽しみ方の提案」やし、「食べる酒粕」は日本酒の副産物が原料であり、しかも日本酒がこぢゃんと進む酒の肴でもあるがやき。
つまりどちらも、日本酒の需要振興につながる商品ながよ。
司牡丹の基本は、やっぱし皆さんが醸される美味しい日本酒であり、つまりその「美味しい司牡丹」を造っていただきゆう、杜氏を筆頭とする皆さんの力が何より欠かせれんがやき。
今期の司牡丹も、さらに「やっぱり司牡丹は美味しい!」と言うていただけるような素晴らしいお酒を、どうぞ醸してつかあさいや!
だいたいこんな感じのご挨拶をさいてもうたがよ。
ほんで、専務の発声で乾杯し、16時40分ばあにゃあ早くも宴席のスタートながやき。
お弁当とお刺身をいただきもって、「土佐司牡丹」の燗酒をみんなあで酌み交わしゃあ、箸も杯も進んで、アッちゅう間にみんなあ立派な酔っぱらいながよ。
「食べる酒粕」を食べもって飲みゃあさらに盛り上がり、さらにさらに酌み交わす酒も進むこと進むこと!
あちこち回って杯をやり取りしよったら、宴席風景の画像を撮るがをスッカリ忘れてしもうちょったがやき。
気がつきゃあ2時間が経っちょって、18時半ばあにゃあ浅野杜氏の三本〆で、無事お開きとなったがよ。
醸造部の皆さん、蔵人の皆さん、司牡丹平成23酒造年度の酒造りも、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社