昨日の10月12日(水)は朝9時から、平成23酒造年度・司牡丹の神事やったがぜよ。
まずは事務所の神棚や祭壇を準備。
会長やワシ、専務・常務や事務所のみんなあが集まったがよ。
ほんで神官さんにお越しいただき、司牡丹の本年度の安全醸造と繁栄をご祈願、お祓いしていただいたがやき。
続いては、本年度の酒造りが始まったばっかしの平成蔵へ。
こちらでも杜氏以下蔵人と醸造部のみんなあが集まって、司牡丹の本年度の安全醸造と繁栄をご祈願、お祓いしていただいたがよ。
平成23酒造年度もこぢゃんとおいしい司牡丹が醸され、お客様にこぢゃんと悦んでいただき、さらにますます発展しますよう、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
さてその後は、ちくと今年の酒造り状況をチェック。
まだこの時期は、もろみはのうて、酒母(しゅぼ)の段階ながやき。
ちなみに酒母っちゅうんは、お酒を発酵させるがに必要な酵母っちゅう微生物を大量に純粋培養した、ちんまい仕込みながよ。
ひんやり冷たい酒母室の中にゃあ、既に何本かの酒母が、ふつふつと泡を出して、どんどん酵母が増殖していきゆう状況やったがやき。
純米酒用の協会9号使用の酒母、本醸造酒用の協会7号使用の酒母の2種類が、それぞれの状態でそれぞれ元気に、美しゅう発酵しよったがよ。
ちくと完成間近の本醸造酒用の酒母をなめてみりゃあ、独特の甘酸っぱい風味が口中いっぱいに膨らんで、あふれんばかりにピチピチした生命力を感じさせてくれるがやき。
この中に生きて存在しちゅう無数の酵母のナチュラルパワーが、今年も司牡丹に素晴らしいお酒をもたらしてくれるろうと、ふとそん時に確信したがよ。
酵母さん、そして酒造りの神様、また平成23酒造年度も、重ねて何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社