「限界は心の中にあるがぜよ。」(倉田昌直)
青森の伝統工芸品やったブナコを、世界のBUNACOにまで高めた倉田昌直さんの言の葉ながよ。
ANA国内線偶数便機内で放送されゆう「発想の来た道」で、今月取り上げられたがが倉田さんやって、ワシゃあかなり感動したがやき。
ブナコに茜色の漆塗りをほどこすことで大成功をおさめた倉田さんが、売上激減で倒産の危機にまで追い込まれ、そっから再び奇跡の復活を遂げるっちゅうんは、まっことスゴイことながよ。
その倉田さんの転機になったがは、弟さんの一言やったっちゅうがやき。
ある日倉田さんが、「もうウチの会社も限界や・・・」っちゅうた時、弟さんが「限界っちゅうんは兄貴の心の中にあるがやないが?」っちゅうたっちゅうがよ。
そん時に倉田さんは、これまでの成功イメージの中でしか発想してなかった自分に、ハッと気づいたっちゅうがやき。
ほんで、「もしブナコに限界がないとしたら・・・」と考えるようになったっちゅうがよ。
ほんで、日常の当たり前の風景の中に宝物があることに気づいたっちゅうがやき。
太陽の光を浴びりゃあ赤うに光るブナコを見て、これを生かした照明をつくってもうと考えたっちゅうがよ。
そっから奇跡の大復活が始まるがやき。
「限界は心の中にある」
「○○に限界がないとしたら」
この発想の転換は、どんな業界やち、こぢゃんと役に立つがやないろかのう!