「人付き合いがうまいっちゅうんは、人を許せるっちゅうことぜよ。」(ロバート・リー・フロスト)
あのピューリッツァ賞を4回も受賞したアメリカの詩人、ロバート・フロストさんの言の葉ながよ。
自分は人付き合いがうまいと思うちゅう人は少のうないろうけんど、ホンマに人付き合いがうまい人っちゅうんは実際にゃああんまりおらんがやないろうか。
上っ面だっけの人付き合いやったら、そりゃ誰やちそこそこ上手にゃあできるがやき。
そうやのうて、真に人付き合いのうまい人っちゅうんは一体どうゆう人じゃろうかと考えてみたがよ。
自分が、「こうゆう人やったら腹を割って公私の区別のう、親しゅうにお付き合いしたい」と思う人は、やっぱし「相手の立場になって考えることができる人」ながやき。
人は誰やち生まれ育ちや環境が違うき、考え方や信条、大切やと思うことらあはみんなあ違うて当然ながよ。
それらあが自分と違うっちゅうことで、いちいち文句を言うたり腹を立てたりしよったら、そりゃ度量が狭いっちゅうもんで、真に人付き合いがうまい人にゃあなれんがやき。
つまり、そんな違いを広い心で包み込むように、サラリと許せる人こそが、真に人付き合いがうまい人やっちゅうことながぜよ。