2011年10月23日

幸せの言の葉〈524〉

「臆病でためらいがちなもんにゃあ、すべてが不可能ながよ。なんでかゆうたら、すべてが不可能に見えるき。」(ウォルター・スコット)


スコットランドの詩人、作家のウォルター・スコットさんの言の葉ながよ。


結局、臆病でためらいがちな人は、すべてが不可能に見えてしまうき、現実にすべてが不可能になってしまうっちゅうことながやき。


ほいたら、逆もまた真やないかよ。


臆病の反対は豪胆、肝が太いっちゅうこと。


ためらいがちの反対は決断力があるっちゅうことやろか。


ほいたら、肝が太うて決断力がある人は、大抵のことが可能に見えるき、大抵のことが実際に実現可能やっちゅうことになるがよ。


けんど考えてみりゃあ、現実にゃあ臆病でためらいがちなだっけの人らあておらんように、現実にゃあ肝が太うて決断力があるだっけの人もまたおらんがやき。


臆病も豪胆も、ためらいがちな部分も決断力がある部分も、誰やち全部を1人の中に併せ持っちゅうっちゅうんが真実ながよ。


あとはセルフイメージの問題だけながやき。


つまり、自分で自分をどんな人間やと思うちゅうかながよ。


臆病でためらいがちやと自分で自分にレッテルを貼っちゅう人は、すべてが不可能に見えるき、実際にすべてが不可能になる。


肝が太うて決断力があると自分で自分にレッテルを貼っちゅう人は、大抵のことが可能に見えるき、実際に大抵のことが実現可能になるがやき。


あとは、自分は何を選択するがか、それだけながぜよ。





この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
いつも素敵な幸せの言葉、ありがとうございます。
古今東西、世界中の人々が、それぞれの歴史の中で、
人生を経験して紡ぎだされた言葉は、
いつの時代も同じで、心に響くのでしょうね。

幸せな言葉524は、相田みつをさんの
「うつくしいものを美しいと思えるあなたのこころが美しい。」に似たものがあり、
幸せな言葉523には、松下幸之助氏の「失敗したところでやめてしまうから、失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる」と同じ香りを感じますね。
これからもブログ、楽しみにしております☆
いつもありがとうございます。
Posted by わっしょい黒糖レディ at 2011年10月24日 20:47
わっしょい黒糖レディさん、コメントありがとうぜよ!
ご紹介の相田みつをさんの言葉も、松下幸之助さんも言葉も、やっぱしこぢゃんと心に響く「幸せの言の葉」じゃのう!
えい言葉はたくさん知れば知るばあ、人生の彩りがこぢゃんと豊かになっていく気がするがやき。
今後とも、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2011年10月25日 08:05