「樫だっけが樹やない。バラだっけが花やあない。多くのつつましい富がワシらあのこの世を豊かにしちゅうがぜよ。」(ジェイムズ・レイ・ハント)
19世紀イギリスの詩人でエッセイスト、ジェイムズ・レイ・ハントさんの言の葉ながよ。
この「○○だけが△△やない」っちゅう言の葉は、誰でも使える「勇気の言葉」になるがやき。
たとえば、「スーパードライだけがビールやない!」っちゅう具合に、○○の部分にライバルや業界トップブランドらあを入れ、△△はそのブランドのカテゴリーを入れるがよ。
「久保田、八海山・・・新潟酒だっけが日本酒やない!」
「はせがわ酒店だっけが酒屋やない!」
「プリウスだけがエコカーやない!」
「AKB48だっけがアイドルやない!」
「イケメンだっけが男やない!」
・・・・・etc.
こんな感じながやき。
けんど大事ながは、こっからながよ。
「○○だけが△△やない!」っちゅうがやったら、ほいたら△△の中で自分は、○○と比べて何が違うがか、何か特筆すべきことがあるがかっちゅうことを、しっかり考えてみにゃあイカンがやき。
もし特筆すべきことらあ何ちゃあないとしたら、おまさんの言うた「○○だけが△△やない!」っちゅう言の葉は、勇気の言葉から単なる負け惜しみの言葉に転落してしまうがよ。
ほんのチンマイこと、つつましいことやちえいがやき。
声を大にして、違いを訴えろうぜや。
おんなじようなもんばっかしやったら、この世の中は決して豊かにゃあならんがやきのう!