2011年11月12日

幸せの言の葉〈530〉

「樫だっけが樹やない。バラだっけが花やあない。多くのつつましい富がワシらあのこの世を豊かにしちゅうがぜよ。」(ジェイムズ・レイ・ハント)


19世紀イギリスの詩人でエッセイスト、ジェイムズ・レイ・ハントさんの言の葉ながよ。


この「○○だけが△△やない」っちゅう言の葉は、誰でも使える「勇気の言葉」になるがやき。


たとえば、「スーパードライだけがビールやない!」っちゅう具合に、○○の部分にライバルや業界トップブランドらあを入れ、△△はそのブランドのカテゴリーを入れるがよ。


「久保田、八海山・・・新潟酒だっけが日本酒やない!」


「はせがわ酒店だっけが酒屋やない!」


「プリウスだけがエコカーやない!」


「AKB48だっけがアイドルやない!」


「イケメンだっけが男やない!」


・・・・・etc.


こんな感じながやき。


けんど大事ながは、こっからながよ。


「○○だけが△△やない!」っちゅうがやったら、ほいたら△△の中で自分は、○○と比べて何が違うがか、何か特筆すべきことがあるがかっちゅうことを、しっかり考えてみにゃあイカンがやき。


もし特筆すべきことらあ何ちゃあないとしたら、おまさんの言うた「○○だけが△△やない!」っちゅう言の葉は、勇気の言葉から単なる負け惜しみの言葉に転落してしまうがよ。


ほんのチンマイこと、つつましいことやちえいがやき。


声を大にして、違いを訴えろうぜや。


おんなじようなもんばっかしやったら、この世の中は決して豊かにゃあならんがやきのう!



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