まず、11月9日(水)に出張からもんて来て会社に行ったら、玄関に真新しい緑色の「酒林(さかばやし)」が吊られちょったがやき。
ちなみに「酒林」っちゅうんは、「酒ぼて」ったり「杉玉」っちゅうたりもするがやけんど、安全醸造を祈願して昔っから造り酒屋の軒先に吊るされゆうシンボルながよ。
ワラの芯に杉の葉をビッチリ突き刺していって丸うに刈り込んだもんで、毎年新酒が搾られる頃に、新しいがが吊るされるがやき。
司牡丹じゃあ毎年この時期に、蔵人らあの手作りで新しい「酒林」が作られ、茶色うなった前年の「酒林」を降ろして、新しい緑色の「酒林」を吊るすがよ。
玄関の司牡丹の看板の下に大きいがをひとつと、もうひとつ小さいがを玄関の横に吊るすがやき。
この緑色の「酒林」が吊るされたら、町ゆく人らあが「お!今年も司牡丹で新酒が搾られたがや!」っちゅうて気づく、合図になっちゅうがよ。
ちなみに「酒林」は、「栄える」に通じるき縁起がえいっちゅうことで、見学に来られたお客様らあは大抵皆さん、この「酒林」の下で記念撮影をされるがやき。
全国に日本酒蔵元は1500社ばああるけんど、いまだに自社で毎年新しい「酒林」を作って玄関に飾りゆう蔵は、もはやあんまりないろうき、その点も人気の理由ながよ。
また今年の「酒林」は、特に例年にないばあ大きゅうて、形も見事で、まっこと見映えがこぢゃんとえいがやき。
こりゃますます縁起がよさそうなき、是非皆さん、司牡丹の平成23酒造年度の真新しい緑色の「酒林」を、ご覧になりにいらしてくださいや!
さて続いて、11月11日(金)の晩は、18時から高知市内の「城西館」さんにて、第1回「あよぶの会」が開催されたがぜよ。
これまで4年間、四国銀行さんの青木頭取さんを囲む会「青紲会(せいせつかい)」が開催されてきたがやけんど、新たに野村頭取さんに替わられたき、会の名称も「あよぶの会」となって、新たにこの「1」が6つも並ぶ縁起がえい「2011年11月11日」に、第1回の発会式の開催となったがよ。
高知を代表する企業の会員34社中23社の代表の方々が集まられ、事務局の四国管財中澤社長さんの司会で開会ながやき。
まずは事務局長の株式会社サニーグループの竹島さんから、「あよぶの会」命名の由来についてのお話があったがよ。
野村頭取さんは、お話の中に「一歩一歩あゆむ」っちゅう言葉をよう使われ、大事にされゆう言葉みたいなき、この会も「歩む」っちゅう意味の名称にしたいと考えられたがやと。
ほんで「歩む」の類語をいろいろ調べたら、「あよぶ」っちゅう言葉があったき、これに野村頭取さんの「の」を付けて、「あよぶの会」になったっちゅうことやったがやき。
さて、続いては野村頭取さんのご挨拶ながよ。
いろんなお話の中に、「1人の100歩より100人の1歩」っちゅうお言葉があり、会社としてそれを大事にしていきたいっちゅうことやったがやき。
「1人の100歩より100人の1歩」・・・なるほど、考えりゃあ考えるばあ深い、経営者にとっちゃあまっこと大切にせにゃあイカン言葉ながよ。
さあその後は乾杯をして、ちくとお料理をいただきゃあ、すんぐに皆さんお銚子と杯を手に席を立って、土佐の高知名物返杯の嵐の、立食パーティの始まり始まりながやき!
ワシも遅れをとっちゃあイカンと、司牡丹のお銚子と杯を持って、あちこち回らいてもうて、皆さんと杯を酌み交わしもって語り合うたがよ。
会場内を25個の杯が飛び交い、アッちゅう間に酔っぱらいの集団の出来上がり!
気がつきゃあスッと19時半が過ぎちょって、中締めのご挨拶があり、無事お開きとなったがやき。
その後はモチロンみんなあで、お城下へ2次会に繰り出したがよ。
野村頭取さん、「あよぶの会」の皆さん、今後とも何とぞ、よろしゅうお願い申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社