2011年11月20日

幸せの言の葉〈533〉

「ひとつの冷静な判断は、千の会議に勝っちゅうがやき。やるべきことは光を与えることであって、熱を与えることやないがぜよ。」(トーマス・ウッドロウ・ウィルソン)


第28代アメリカ合衆国大統領ウィルソンさんの言の葉ながよ。


この言の葉は、まっこと「おおっ!そうかっ!」と膝を打ったがやき。


確かに百回も千回も会議をしたち、誰っちゃあ冷静な判断ができざったら、何の意味もないがよ。


ほいたら、たった1人のたったひとつの冷静な判断は、千の会議に勝っちゅうっちゅうことながやき。


さらにその冷静な判断たぁ、熱を与えることやないっちゅうがよ。


周囲に熱を与えて、みんなあをやる気にさせるこたぁえいことのように見えるけんど、ただ単に熱を与えるだけじゃあ、方向性も見えんき、結局はその熱は空回りして、月日とともに冷えていってしまうもんながやき。


ほんじゃき、熱やのうて光を与えにゃあイカンがよ。


光たぁ、希望であり、進むべき方向性ながやき。


「そっちやのうてこっちの方向にこそ進むべきで、そこにこそ希望があるがぜよ!」っちゅうて指し示すことこそ、光を与えることながよ。


それこそが、千の会議に勝る冷静な判断っちゅうもんながぜよ。







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