「ひとつの冷静な判断は、千の会議に勝っちゅうがやき。やるべきことは光を与えることであって、熱を与えることやないがぜよ。」(トーマス・ウッドロウ・ウィルソン)
第28代アメリカ合衆国大統領ウィルソンさんの言の葉ながよ。
この言の葉は、まっこと「おおっ!そうかっ!」と膝を打ったがやき。
確かに百回も千回も会議をしたち、誰っちゃあ冷静な判断ができざったら、何の意味もないがよ。
ほいたら、たった1人のたったひとつの冷静な判断は、千の会議に勝っちゅうっちゅうことながやき。
さらにその冷静な判断たぁ、熱を与えることやないっちゅうがよ。
周囲に熱を与えて、みんなあをやる気にさせるこたぁえいことのように見えるけんど、ただ単に熱を与えるだけじゃあ、方向性も見えんき、結局はその熱は空回りして、月日とともに冷えていってしまうもんながやき。
ほんじゃき、熱やのうて光を与えにゃあイカンがよ。
光たぁ、希望であり、進むべき方向性ながやき。
「そっちやのうてこっちの方向にこそ進むべきで、そこにこそ希望があるがぜよ!」っちゅうて指し示すことこそ、光を与えることながよ。
それこそが、千の会議に勝る冷静な判断っちゅうもんながぜよ。