2012年01月02日

幸せの言の葉〈541〉

「他人はすべて自分よりかアカンと思うよりか、他人は自分よりエライがじゃ、自分にないもんをもっちゅうがじゃ、と思うほうが結局はトクながぜよ。」(松下幸之助)


かの「経営の神様」、松下幸之助さんの言の葉ながよ。


もしホンマに、他人はすべて自分よりかアカンと思うちょったとしたら、どうなるろう?


どれっぱあ素晴らしい人の話を聞いたち、どれっぱあ素晴らしい書物を読んだち、それらあは全部自分よりかアカン人の言葉やと思うちゅっちゅうことやき、何ら感銘を受けることも、学びを得ることもないっちゅうことになるがやき。


そりゃあつまり、何ちゃあ進歩がないっちゅうことを意味するがよ。


ほいたら逆に、他人は自分よりエライがじゃ、自分にないもんをもっちゅうがじゃ、と思うちょったとしたらどうじゃろう?


誰の話を聞いたち、どんな書物を読んだち、それらあは全部自分よりかエライ人の、自分にないもんをもっちゅう人の言葉やと思うちゅっちゅうことやき、何にじゃち感銘を受けるし、何からじゃち学びを得ることができることになるがやき。


そりゃあつまり、何じゃち自分の進歩の種にすることができるっちゅうことを意味するがよ。


ほいたらもはやどっちの考え方をした方がトクかは、一目瞭然ながぜよ。



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