1月20日(金)は、「野菜ソムリエコミュニティこうち」主催の「郷土野菜を楽しむ会」〈冬編〉が、「草や」(高知市鷹匠町2-1-41 TEL:088-855-3436)さんにて19時から開催されたがやき。
この会は、ワシが理事長を務めさいていただきゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)も協賛さいていただいちゅうがよ。
また、主催の「野菜ソムリエコミュニティこうち」は、ワシの同級生で「土佐学協会」の理事も務めていただきゆう、「ファーム・ベジコ」(http://vegeco.jp/)の長崎雅代さんが代表やし、さらに今回の郷土野菜のメインは入河内大根ながやけんど、この貴重な大根は「土佐学協会」理事の水谷利亮先生も、高知短期大学時代に「高知まるごとキャンパス」っちゅう事業で、こぢゃんと関わられちゅうがやき。
ちなみに水谷先生は、いまは下関市立大学の経済学部マネジメント学科教授ながやけんど、今回久々に高知まで戻られちょったがよ。
そんなこんなでワシにとっても、いろいろ関係が深い会になったがやき。
さて、アッちゅう間に満席でキャンセル待ちになったっちゅう人気の会に、30数名のお客様が集まって、まずは長崎さんが主催者の開会ご挨拶。
続いては、高知県農業振興部・産地・流通支援課の岡林課長補佐さんが、高知の郷土野菜らあについてのお話をされたがよ。
お次は水谷先生が、「高知まるごとキャンパス」についてのお話や、この翌日に開催される「入河内大根収穫体験」や、翌々日に開催される「入河内大根即売会in日曜市」についてのお話をされたがやき。
続いては、「入河内大根のこそう会」事務局の小松さん(安芸市農林課農政係長)が、入河内大根の現物を持って、入河内大根についてのお話をされたがよ。
入河内大根は、高知県安芸市入河内地区の伝統野菜で、この4kgの巨大なサイズでも小さいほうやっちゅうがやき。
現在年間(ちゅうたち旬の冬の間だけ)約2000本ばあしか収穫できんらしゅうて、そのうち400本ばあは不良で廃棄されるっちゅうがやき、どれっぱあ貴重な幻の野菜か分かるっちゅうもんながよ。
お次はJA南国十市小茄子部会の中村会長さんが、これまた「黒いダイヤ」と呼ばれ他の茄子たぁ別格扱いされるばあの高級品の小茄子、十市茄子についてのお話をされたがやき。
確かにこの十市茄子は、「黒いダイヤ」っちゅうにふさわしい美しさながよ。
続いては今回のスペシャルゲスト、以前高知市堺町にあった中華料理の名店「一壺春」店主の湯山藍一郎さんが登場。
その名店で4万食も出たっちゅう看板人気メニュー「茄子の挟み揚げ」のそのレシピをご提供いただき、なんとこの一夜だけ特別に再現するっちゅうがやき!
さらに司牡丹のお酒と入河内大根を使うた「牡丹雪鍋」っちゅうスペシャル料理もご考案いただき、この夜のメイン料理として出されるっちゅうがやき、こりゃまっことヨダレが止まらんがぜよ!
さあ、皆さんもヨダレが止まらんなったろうき、いよいよ実食!
お酒の会やないきに乾杯は勝手にやっていただいたがやけんど、ちなみに会費は料理だけで3500円、飲み物はビール、日本酒、ウーロン茶、ソフトドリンクらあが1杯500円っちゅうことやったがよ。
日本酒は、辰年にちなんで司牡丹の「坂竜飛騰」(本醸造酒)を用意していただき、こりゃ冷やでも燗でも美味いがやき!
ちくとワシから、お酒の解説らあもさいてもうたがよ。
さてほいたら、この日の垂涎のメニューを、以下にご紹介しちょきましょうか。
●前菜:十市茄子の茶千揚げ・弘岡カブ酢の物・ぐる煮・入河内大根ピクルス(はるのハーベスト提供)
まっこと、この前菜だけでも美味いこと美味いこと!
こぢゃんと「坂竜飛騰」が進むがやき。
●アピオス(インディアンのスタミナ源と言われる豆科のイモ)
初めて見る巨大なムカゴみたいな芋にビックリ。
これがまた芳ばしゅうて美味しいがよ。
●酒菜:宇佐産ウルメのなめろう
こりゃタマラン!ナンボやち「坂竜飛騰」が進むこと進むこと!
●「草や」特性バジル風味バーニャカウダと野菜スティック(入河内大根・キュウリ・コリンキー)
長崎さんくの永田農法バジルを使うたバーニャカウダソースを野菜につけりゃあ、これまた酒の肴に早変わりして、もはや1杯ずつ酒を頼むがも面倒なき、「坂竜飛騰」の1升瓶を注文して、周りの方々と酌み交わしもって堪能さいてもうたがやき。
●「一壺春」看板人気メニュー「茄子の挟み揚げ」再現!
このウワサでは聞いちょった伝説の料理がまっこと絶品で、こりゃ箸も杯も止まらんなるがよ!
●「一壺春」湯山藍一郎氏スペシャルレシピ「牡丹雪鍋」(司牡丹と入河内大根おろしの豚しゃぶ)
水の代わりに司牡丹の「坂竜飛騰」を使い、さらに幻の入河内大根の大根おろしをこれでもかと入れ、その上に最高品質の生コラーゲン「エバーピュア」をタップリ入れた「牡丹雪鍋」にゃあ、会場の皆さんも度肝を抜かれたがやき!
入河内大根のキメ細かさと極上の甘みに、コラーゲンのトロトロ感と豚肉の旨みと「坂竜飛騰」の旨みが加わり、まさに天にも昇る昇り竜のような美味しさたぁこのことながよ!
「坂竜飛騰」の酒を合わせりゃあ、さらに美味しさは倍増し、あああああぁぁ、口福ぜよ!
●銀不老豆の寿しご飯
長岡郡大豊町だっけで伝えられてきた伝統野菜が、銀不老(ぎんぶろう)豆ながよ。
豆のナチュラルな甘みがジンワリと沁み込んでくるような、ホッとする美味しさながやき。
●奥四万十ツガニ汁
締めは、上海蟹の仲間でそれを超える美味しさ、四万十の天然ツガニを丸ごとすりつぶして汁にしたツガニ汁ながよ。
これまたツガニの凝縮された旨みが、身体の奥の奥、芯の芯まで沁み込んでいくようで、心までポカポカとあったこうになるがやき。
いやあ、これで料理代だっけで3500円たぁ、まっこと激安ながよ!
まあ当然ワシらあは、それ以上に「坂竜飛騰」を飲んだがやけんど・・・。
こうして、21時半過ぎにゃあお開きとなり、皆さん幸せいっぱいの笑顔で帰路につかれたがやき。
長崎さん、水谷先生、まっこと素晴らしい会を、ありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社