2012年03月03日

幸せの言の葉〈553〉

「アイデアが重要ながやない。一つのアイデアをどうやって具体的にしていくかが重要ながぜよ。」(井深大)


あのソニー創業者の一人、井深大さんの言の葉ながよ。


この言の葉は、ワシらあみたいにアイデアだっけはナンボやちポンポン思いつく人間にとっちゃあ、まっこと胸に刻んじょかにゃあイカン言の葉ながやき。


確かに井深さんのおっしゃる通りで、ナンボ足るばあアイデアを思いついたち、それをひとっつも具体的に実行にうつすことができざったら、そりゃあひとっつもアイデアを思いついてないがとおんなじことながよ。


調子がえいときにゃあ、アイデアが後から後から、それこそ湯水のように湧き出してくるもんながやき。


そりゃあまっこと楽しいひと時ながよ。


けんど、そん中のたったひっとつのアイデアやち、具体的に実行にうつそうと思うたら、様々な障害らあが次々と現れて、シンドイことが山のようにあって、楽しいだっけじゃスマンがやき。


ほいたらどういたら、そんなシンドイ障害らあを乗り越えて、アイデアを具体的に実現することができるようになるがか?


そりゃあやっぱし、そのアイデアを、こぢゃんと研ぎ澄ますことが第一ながやないろうか。


最初に降りてきたばっかしのアイデアは、たいていは荒削りで、ちくと現実離れしちゅうことが多いもんながよ。


そんな荒削りなアイデアの原木を、さらにじっくり練り直し練り直し、研ぎ澄まいて研ぎ澄まいて、実現可能なもんに仕上げていかにゃあイカンがやき。


そんな中で、そのアイデアを何が何でも、実現しとうて実現しとうてタマランなってくりゃあしめたもんながよ。


その何が何でも実現したいっちゅう巨大なエネルギーを利用すりゃあ、途中でどれっぱあシンドイ障害が現れたち、乗り越えて実現に向こうて進んで行けるもんながぜよ。



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