「高知県 謎解き散歩」(谷是 編著 新人物往来社 新人物文庫 800円+税 2012年5月11日発行)をご紹介しますぜよ。
この書籍は、とにかく高知県の風土について、幕末・明治維新について、自由民権・近代について、考古・遺跡・歴史・宗教について、人物・文学・言語について、産業・地理について、民俗・自然についてらあを、40名ばあの専門家の皆さんが執筆した内容を、こぢゃんと分かりやすうにまとめた決定版ながよ。
ポケットに入るばあの文庫サイズで持ち運びに便利で、ご覧の通り多数のカラーページもあって、まっこと高知県の見どころ満載で、高知県が面白いばあよう分かる本ながやき。


表紙の見出しにも、「明るく、たくましく、元気になれる“土佐学”を学ぼう!」と書いちゃある通りの、まさにそんな内容ながよ。
その内容のごく一部をご紹介すりゃあ、以下の通りながやき。
●ランキング「世界に誇る数々の技術」を生むものは?
●グルメ・・・美味しさも“深化”する郷土料理
●酒席・銘酒・・・土佐人ならではの酒席での“ルール”とは?
●方言・・・“古語の宝庫”土佐弁!
●有名人・・・“豪快”で“個性的”な有名人が多い高知県
●武市半平太はオンチだったのか?
●坂本龍馬が作った船中八策は現存するのか
●昭和天皇はなぜ坂本龍馬の手紙を持っていたのか
●県詞「自由は土佐の山間より」のルーツとは?
●本当に「板垣死すとも自由は死せず」と言ったのか?
●戦国時代、長宗我部氏の城の造り方の不思議
●土佐藩家老の半数近くが深尾氏なのはなぜ?
●高知城石垣の不思議
●紀貫之の邸跡がはっきりわかっている不思議
●土佐は西洋画個展発祥の地か?
●牧野富太郎はなぜ植物学を志したか
●樋口一葉の恋人は馬場孤蝶だったのでは?
●寺田寅彦はなぜ連鎖的科学眼をもっていたか
●「東ことば」(土佐弁)と「西ことば」(幡多弁)の違いとは?
●まぼろしの銘茶・碁石茶の謎
●なぜ高知の中央市場の歴史は日本で最も古いのか
●土佐の鰹一本釣りはいつ始まった?
●高知の施設園芸はなぜ日本一なのか
●増水時に沈む沈下橋の謎
●寺田寅彦が推測した「孕のジャン」の謎
●妖怪を祀る神社とは?
●川漁師と魚の知恵くらべとは?
●なぜ高知県は「地質学発祥の地」なのか?
ザッとこんな感じながよ。
どうぜよ?思わず読んでみとうなるような、そんな見出しが目白押しやろうがよ?
また、「はじめに」にて、編著者の谷是さんは、以下の通り書かれちゅうがやき。
「土佐は明るい。強烈な太陽が眩しい光線を降り注ぎ、台風一過のような空は天空に突き抜けるばあ青いがよ。黒潮躍る太平洋、万物が燃え上がるような椎(しい)・楠(くすのき)の若盛り。暗う陰湿なもんは微塵もなく、開放的であっけらかん。いっつも前向きの一徹さを、今も土佐人に見ることができる。酒を酌み、「侃々諤々」と議論をたたかわせるけんど、翌日はケロリとして猛暑の中、汗を流して働く“前向きの酒”ながやき。過去にウジウジととらわれん。諦めのよさと、誰をも人なつっこう包含する鷹揚さを持ち、全国でも少のうなった“原日本人”が色濃う残っちゅう土地やともいわれるがよ。そういう風土への“謎解き”が、この書にもあるがやないろうか。」(土佐弁訳:竹村)
まさにそんな書籍やき、こりゃ高知県人や高知県在住者はもちろん、高知県ファンや土佐の高知に興味を持っちゅう方々らあ、皆さん必携ながぜよ!

高知県謎解き散歩 (新人物往来社文庫)
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