6月22日(金)は、新宿の京王プラザホテルにて、まずは13時から第25回JPSI株主総会(2011年度)やったがぜよ。
ちなみにJPSIたぁ、Japan Prestige Sake International,Inc.の略称ながよ。
25年前から、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の地酒蔵元を中心に、アメリカに地酒を輸出して広げろうっちゅうことで設立された、ワシらあが株主のアメリカの会社ながやき。
日本名門酒会を主宰する(株)岡永さんと、地酒蔵元14社らあが出資しちょって、その株主であるメンバーらあが集まって、株主総会を開催したっちゅう訳ながよ。
まずは、司会者の開会の辞があって、(株)岡永の社長でもある、JPSIの飯田社長さんから開会のご挨拶ながやき。
続いて、出席株主および株式数報告、資料の確認らあがあって、飯田社長さんが議長に選出され、議案の審議に入ったがよ。
第1号議案は「2011年度決算の概要報告」。
第2号議案は「2012年度計画の概要説明」。
いずれもJPSI近藤LA支店長さんから、詳しい報告と説明があったがやき。
スムーズな報告と審議があって、2つの議案とも無事可決されたがよ。
その後は、その他報告事項として、JPSI取締役山崎万里子さんから報告があったがやき。
日本酒のアメリカ輸出についちゃあ、円高による関係らあもあって二度の値上げらあもあり、何とか利益は出せたけんど売上数量的にゃあ減って、なかなか厳しい結果やったがよ。
けんど、まだまだアメリカにゃあ、日本酒にとっちゃあ無限の可能性が広がっちゅうことにゃあ間違いはないっちゅうことやったがやき。
こうして14時過ぎばあにゃあ、第25回JPSI株主総会は無事終了。
その後は14時半から、同会場にて部屋を変えて、「平成24年度日本名門酒会輸出促進メーカー協議会通常総会」(略称JPSEC)やったがよ。
メンバー蔵元40社中29社と、(株)岡永さんとJPSIの方々含め、45名での開催やったがやき。
まずJPSEC理事長の飯田社長さんから開会の辞。
続いては、会員加入及び脱退報告があり、議事録署名人の選任があって、第1号議案役員の選任についてながよ。
役員についちゃあ、全員再任ちゅうことに決定、承認されたがやき。
お次は第2号議案平成23年度事業及び収支報告についてと監査報告があって、こちらも無事承認されたがよ。
ほんで、事務局の金子さんから、平成23年度輸出動向についての報告があったがやき。
全国清酒国別輸出上位実績についちゃあ、平成23年度は東日本大震災があったにも関わらず、前年比100%をチビッとやけんど超えたがよ。
ただ中国だけは、いまだに放射能規制が残っちょって、前年比60%ばあの結果やったがやき。
そんな中で、我がJPSECの輸出実績は、アメリカと中国の落ち込みらあで、ちくと前年を割り込んでしもうたがよ。
続いては米国市場活動報告がJPSI取締役山崎さんからあって、白瀧酒造の高橋社長さんからニューヨーク市場情報として、6月3日の試飲会と翌日の飲食店回りの報告らあがあったがやき。
そん次は、「若竹」大村屋の沖専務さんから、サンフランシスコとロサンゼルスの市場情報の報告らあがあったがよ。
続いては、「一ノ蔵」の榎本さんからシアトル市場情報、「大山」加藤さんからホノルル市場情報の報告らあがあったがやき。
お次は、事務局の金子さんから韓国における活動報告があり、「浦霞」の荻原さんから韓国市場情報の報告らあがあったがよ。
その後はさらに事務局の金子さんから、香港と中国における活動報告があり、事務局の高津さんからは台湾における活動報告があって、「白嶺」の中西社長さんからは、台湾市場情報の報告があったがやき。
お次はシンガポールの市場活動報告があり、「春鹿」の今西社長さんから、シンガポール市場情報の報告らあがあったがよ。
さらに続いては、マレーシア、フランス、イギリス、オーストラリア、ベトナム、ブラジル、インドネシアらあにおける活動報告があったがやき。
その後は、平成24年度予定についてながよ。
10月に韓国にて日本酒セミナーを、11月にシンガポールにて大試飲会を開催予定じゃっちゅうことやったがやき。
続いてはちくと質疑応答や意見交換らあがあり、17時過ぎばあにゃあ、「一ノ蔵」鈴木常務さんの閉会の辞で、無事JPSEC通常総会もお開きとなったがよ。
その後は、再び場所を変えて懇親会ながやき。
京王プラザホテルさんの美味しいお料理をいただき、海外でも人気の「船中八策」や名門酒の数々を酌み交わしもって、みんなあで語り合やぁ、この厳しい状況のその先にゃあ、筋金の入った「世界のSAKE・日本酒」が待ちゆうっちゅう確信が、フツフツと心の中に湧いてくるっちゅうもんながよ。
リーマンショック、東日本大震災らあのでっかい障害を乗り越え、日本酒はさらに世界中に広がりつつあるがやき。
20年以上に及ぶ日本名門酒会の地道な海外活動が、世界における日本酒に地位を与え、そのお陰で今があるっちゅうことは、ワシらあは絶対に忘れちゃあイカンがぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社