「SAKE COMPETITION 2012」の有志蔵元利き酒審査に参加するため、会場の「ザ・プリンスパークタワー東京」に向こうたがやき。
ちなみに「SAKE COMPETITION 2012」たぁ、全国約300蔵・863種類の日本酒を、約40名の審査員団がブラインド(銘柄を隠して)にて利き酒し、「日本一うまい酒」を決めるっちゅう、日本酒業界最大の市販酒審査会ながやき。
しかも、(株)はせがわ酒店(http://www.hasegawasaketen.com/)さんと、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部(株)岡永さんがタッグを組んでの共同主催やっちゅう点も、まっこと画期的ながよ。
さて、ワシゃあ10時ばあに会場に到着したがやけんど、既に全国からの蔵元がズラリと並んじょったがやき。
ワシが利き酒を開始できたがは、ぼっちり10時半。
さあこれから、863点の中から前日の予審で絞り込まれて決審に残った443点の日本酒の利き酒ながよ。
まずは「純米酒の部」、続いては「純米吟醸酒の部」、そん次は「純米大吟醸酒の部」、ラストは「きもと・山廃の部」っちゅう4部門。
これらあ全443点を利き酒し、5点法(1.最良 2.良 3.普通 4.やや難あり 5.難あり)で審査して、簡単なコメントと共に審査用紙に記入していくがやき。
ワシも、200点ばあやったら利き酒したことはあるけんど、サスガにいっぺんに400点を超えるとなると初体験やき、ちくと心配やったがよ。
ほいたら、味覚や嗅覚らあは思うたよりかは大丈夫やったがやけんど、300点を超えたあたりから腰が痛うなってきて、そっちがちくとツラかったがやき。
結局、443点を利き酒し終えたがは13時半やったき、まるまる3時間かかったっちゅうことになるがよ。
サスガにミョーな酔い方をして頭はボーッとし、腰はギックリ腰になる寸前のような感覚やったき、とにかく座りたい、できりゃあ寝転がりたい気分やったがやき。
会場を出て昼食を済まいて、ちくと喫茶店で休憩したがよ。
その後は、再び同会場に16時半ばあに入り、夜の部の「蔵元を囲む会＆SAKE COMPETITION 表彰式」の準備ながやき。
全国から日本酒蔵元が約200社ばあ参加し、会場の回りをグルリと取り囲むようにブース出展するがよ。
さらに日本のワインや本格焼酎ブースもあり、みんなあが準備に大わらわ！
17時半からは一般のお客様が入場されはじめ、はやくも蔵元ブースを回って飲みはじめたがやき。
聞いたところによりゃあ、600名ばあのお客様が来場されるらしいき、こりゃスゴイことながよ。
18時にゃあいよいよ開会。
実行委員会副会長の日本名門酒会本部長(株)岡永の飯田社長さんが、力強い開会のご挨拶をされたがやき。
そっから後は、約600名のお客様が、広い会場を巡りもってガンガン飲んで食べての大パーティがスタートながよ。
18時半にゃあ、古川元久国家戦略担当大臣さんがご来場され、お祝辞を述べられたがやき。
古川大臣が発案者となって、「ENJOY JAPANESE SAKE」プロジェクトが今年の5月に設立されたがよ。
こりゃあ、官民が連携して日本酒・焼酎の魅力と認知度の向上、さらに輸出の促進に取り組もうっちゅう国家プロジェクトが始動したっちゅうことやき、まっことスゴイことながやき。
古川大臣さん、今後とも何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ！
その後は、いよいよ「SAKE COMPETITION 2012」表彰式ながよ。
まずは「きもと・山廃部門」の上位、5位から2位までの発表と表彰ながやき。
【きもと・山廃部門】
�ァ崗召了福Δ�もと純米酒」
�ぁ岼貲誼�・山廃仕込特別純米酒」
��「早瀬浦・山廃純米酒」
�◆峪碍狙欺 �純米きもと造り」
続いては、「純米酒部門」の上位、10位から2位までの発表と表彰ながよ。
ちなみに同点9位が2蔵、同点4位が5蔵やったがやき。
【純米酒部門】
��「戦勝政宗・特別純米」
��「作(ざく)穂乃智」
�ぁ嵎顕多諭�純米酒」
�ぁ峅堵�心・旨口ひやおろし純米」
�ぁ岼ど�勘・特別純米酒」
�ぁ嵬清聖濘紂ν債�・純米酒」
�ぁ嶮躋據�純米酒」
��「新政・特別純米・六號」
�◆嶌�(ざく)玄乃智」
お次は、「純米吟醸酒部門」上位、10位から2位までの発表と表彰ながよ。
ちなみに同点8位が3蔵、同点2位が3蔵あったがやき。
【純米吟醸酒部門】
�─屬覆砲鐔稱洞秕�原酒」
�─嵌�露喜・特撰純米吟醸」
�─崕住預紂�純米吟醸・龍の落とし子」
�А崗〇魁Ωァ�
�Α嵬樵匯魁α韻�哉・純米吟醸」
�ァ嶌�(ざく)雅乃智・中取り」
�◆岼斡宗�純米吟醸」
�◆岼觴�慢・純米吟醸・多田信男」
�◆嵌�露喜・純米吟醸」
続いては、「純米大吟醸酒部門」上位、10位から2位までの発表と表彰ながよ。
ちなみに同点6位が2蔵あったがやき。
【純米大吟醸酒部門】
��「陸奥八仙・華想い40」
��「獺祭・磨き二割三分」
�─崑臈鞠魑董ν債�」
�Α崕弍�桜・一路」
�Α崋係�・大中屋」
�ァ岷�後の月・純米大吟醸」
�ぁ崕住預紂β膓秕�・純米醸造」
��「鳳凰美田・別誂至高」
�◆岷�後の月・愛山」
各部門1位の発表と表彰を残し、続いては50歳以下の若手の造り手で上位入賞者の表彰で、「古川元久国家戦略担当大臣賞」の発表と表彰ながよ。
【古川元久国家戦略担当大臣賞】
●純米酒部門:清水醸造(株) 内山智広
●純米吟醸酒部門:(資)廣木酒造本店 廣木健司
●純米大吟醸酒部門:小林酒造(株) 小林正樹
●きもと・山廃部門:(株)水戸部酒造 水戸部朝信
ほんでいよいよ、各部門第1位の発表と表彰ながやき。
【きもと・山廃部門】
第1位:「東洋美人・山廃純米」
【純米酒部門】
第1位:「飛露喜・特別純米生詰」
【純米吟醸酒部門】
第1位:「磯自慢・純米吟醸」
【純米大吟醸酒部門】
第1位:「十四代・龍月」
以上、すべての部門の入賞蔵が発表・表彰されたがよ。
入賞された蔵元の皆さん、まっことおめでとうございます！
正直、入賞できざったがは悔しいがやけんど、努力すべき部分、やるべきこと、傾向と対策らあも分かったき、もし来年も開催されるがやったら、きっぱりと上位入賞を目指さいていただきますぜよ！
その後は20時半から、同会場の別室にて、蔵元懇親会やったがやき。
実行委員会会長の長谷川社長さんと、副会長の飯田社長さんが、まずはご挨拶され、みんなあで乾杯して懇親会のスタートながよ。
おんなじテーブルに座っちょった「春鹿」の今西さんも、「一ノ蔵」の鈴木さんも、みんなあ飲んで食べて語り合うてニコヤカにしよりもって、きっと内心は来年に向けてメラメラと闘志を燃やしよったはずながやき。
審査員を務められた高知県工業技術センターの上東先生から「高知の蔵は40点出品中33点が決審に進んじゅうき優秀や」とか、長谷川社長さんから「司牡丹の永田農法純米吟醸は1(最良)をつけたよ」とか言うていただいたがが余計に悔しゅうて、ワシも内心さらにメラメラと燃えてきたがよ。
日本酒は、現在やち既に過去最高の品質レベルにあると言われゆうがやけんど、こりゃあこれからさらにグッと高品質レベルでの戦いがはじまりそうな気配ながぜよ！
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
