2012年07月14日

幸せの言の葉〈594〉

「車を運転しもって歩行者の立場に立ちゃあ、運転は歩行者にとって感じのえいもんになるやろう。」(本田宗一郎)


世界のホンダ創業者、本田宗一郎さんの言の葉ながよ。


この言の葉は、車の会社の創業者やき車の運転マナーのことだっけを言いゆうわけやのうて、人間関係のコツをワシらあに伝えてくれゆうがやき。


相手の身になって考えて行動してこそ、ホンマの信頼をかちとることができるっちゅうことながよ。


ほんで、そんなふうに築きあげた人間関係こそが、すべての土台やっちゅうことながやき。


また本田さんは、「自分の生活は無数の人の恩恵によって成り立っちゅうがやき、自分も人に恩恵を与えにゃあイカン。」ちゅう言の葉も残しちゅうがよ。


人間は、たとえどれっぱあ他人との関わりを断って1人で生きていきゆう気になったとしたち、 目に見えんところや間接的にゃあ、やっぱし無数の人の恩恵を受けゆうきにこそ生きていけるっちゅうもんながやき。


何かの食べ物を一口食べただっけやち、それを作った人、それを流通さいた人らあの、無数の人の恩恵がそこにゃああるがよ。


そのことがしっかりと理解できりゃあ、どんなときやち真に相手の身になって考えて行動でき、悦んで人に恩恵を与えることができるようになるはずながやき。


それがすべての土台やっちゅうことながぜよ。


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