2012年08月01日

平成23酒造年度・司牡丹「のみきり」ぜよ!

 7月26日(木)は、司牡丹社内にて平成23酒造年度の「のみきり」やったがやき。


 こりゃあ冬から春にかけて醸造したお酒の保存状態や品質をチェックするために、全てのお酒の貯蔵タンクのノミを切って(タンクの口を開けること)、ひっとつひっとつ夏場に利き酒するっちゅう、酒屋の伝統的な社内行事のひとつながよ。


 「ノミ」を「きる」き「のみきり」ながぜよ。


 今年は、タンク貯蔵の日本酒(普通酒、本醸造酒、純米酒)38本と、平成10酒造年度からの長期熟成酒用の純米大吟醸酒9本と、瓶貯蔵の日本酒(生酒、生貯蔵酒、ひやおろし、吟醸酒、純米吟醸酒、大吟醸酒、純米大吟醸酒)15種類とで、日本酒合計62本やったがやき。タンク貯蔵のお酒.jpg2012.8.1長期熟成酒.jpg瓶貯蔵のお酒.jpg













 また今回は、「SAKE COMPETITION 2012」(「7月4日」のブログ参照)の各部門で上位に入賞した他社のお酒らあも7本ほど、合わせて利き酒さいてもうたがよ。「SAKE COM」上位酒など他社のお酒.jpg












 加えて、焼酎が34本、日本酒ベースの柚子リキュールが1本、焼酎ベースの柚子リキュールが8本やったがやき。2012.8.1焼酎.jpg柚子リキュール、梅酒.jpg













 さらに、先日高知ファイティングドッグス(http://www.fighting-dogs.jp/)の皆さんと一緒に仕込んだ梅酒も出されたがやけんど、もう既にそれなりに梅酒になっちょったがよ。


 これらあ全てを、ワシや醸造部長や杜氏、醸造部社員や営業部長らあの何名かで利き酒してチェックしたがやけんど、数があるだっけに、なかなかこれがシンドイがやき。「のみきり」利き酒風景.jpg



 この時点での今年の司牡丹の日本酒全体の特徴は、淡麗辛口でキレイにまとまっちょって、素性がえいっちゅう感じながよ。


 特に今年は、精米歩合65%の本醸造酒と純米酒が、際立ってキレイに感じたがやき。


 また瓶貯蔵の中じゃあ、まずは9月上旬から出荷される「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米原酒)が、やっぱし圧倒的な存在感で光っちょったがよ。




 こりゃまた今年も、スッと品切れになりそうな予感がするがやき。


 また、8月8日にリニュアル新発売となる「麗香司牡丹」(吟醸酒)も、含み香が素晴らしゅうて、香味のバランスの良さが見事やったがよ。


 こりゃあ「吟醸まちす」のリニュアル新発売版ながやけんど、ラベルや化粧箱のデザインもなかなか美しいきに、是非発売を楽しみにお待ちくださいや。


 とにかく今年の司牡丹も、例年以上に「どれを飲んだちハズレがない!」と言うていただけるはずやき、皆さんも是非安心して、奮ってお召し上がりくださいや!








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司牡丹酒造株式会社


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