「最強の敵は自分自身、晴雨のうて運不運なしぜよ。」(アベベ・ビキラ)
ロンドン五輪を記念して、オリンピックのアスリートらあの言の葉のご紹介、3回目ながよ。
1960年ローマ五輪と1964年東京五輪の男子マラソン金メダリスト、ローマ五輪じゃあ裸足で走って「はだしの王者」と言われた、アベベさんの言の葉ながやき。
確かにマラソンで、晴れじゃ雨じゃあ、運がえいじゃ悪いじゃあ、環境や周囲らあのせいにして言い訳したち、何の意味もないがよ。
走る条件は誰やち一緒やし、運も不運ものうて、強いもんが勝つっちゅう、マラソンはシンプルな競技ながやき。
けんど、よう考えてみりゃあ、マラソンに限らんと、どんなスポーツやち、どんなヒジネスやち、人生やち、環境や周囲や運のせいにして言い訳したち、何ちゃあ意味がないがよ。
結局、どんな世界やち究極的にゃあ、言い訳したちはじまらん、一番の敵は自分自身やっちゅうことながやき。
「晴雨のうて運不運なし」・・・どんなときやち、このアベベさんの言の葉を、心に留めちょきたいもんじゃのう。